Quantcast
Channel: ネイビーブルーに恋をして
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2815

ニコンカメラ教室 撮影実習報告

$
0
0

先日、いろいろあってニコン1を買いました、という報告をしたのですが、
その後デビュー戦の静浜基地航空祭と自宅のスズメ食堂で腕を磨きつつも、
やはりちゃんとした使い方くらいはせっかくだから勉強してみようと
ニコン主催の有料教室に申し込んでみました。

第一回の「使い方基礎」を終え、二回目は撮影実習です。

場所は新宿御苑。

息子が赤ちゃんの頃はお弁当を作ってよく訪れましたが、
アメリカから帰ってきてからここにくるのは初めてです。



この日も車で行ったエリス中尉、集合場所のここ新宿門まで、
駐車場からたっぷり一キロ近く離れているのを知らず、雨の中
園内側道を小走りに走るはめになりました(-_-)

30分ちょうどになんとか新宿門までたどり着いたのですが、
そのときには5分前精神に則って早くから集合していたらしい教室のメンバーは
すでに最初の撮影場所に移動してしまっていまい、追いかける羽目に。

この日はご覧のように一日しのつく雨で、傘の要らない温室から始まります。
追いついたら、先生を中心にカメラのセッティングをしていました。



昔来たころにはこの温室、なかったような気がするなあ。

 

最初は基本中の基本、流れる滝を撮って
シャッタースピードを変える方法をお勉強。
同じ水の流れでも動きを変えるとこうなりますよ、という実践。



滝ばかり撮っていて退屈したので、水面のハスの花を撮ってみました。



このあとは、植物撮影でフォーカスやISO感度の調整を学びました。
この植物、面白いですよね。



と思ったらもっと面白い植物が!
まるで鳥の羽のような花が屹立しています。

しかし、神様と言うのはときどきとんでもない造形をなさるものだと、
こういう植物や変わった魚などを見るといつも思いますね。

「これ、絶対なんか普通の形のものを造るのに飽きてきて
『ちょっとこの辺ですごいウケるやつ作ってみよっかな〜」

みたいなノリで創造されたに違いない!みたいな。





これは皆
「気持ち悪いわね」
などと言いながら撮っていました。



アジサイみたいな形ですが、葉が全く違います。
撮影を一生懸命していたので、植物の名前を全く確かめませんでした。



これはでも、「カカオの実」であることだけは確かでしょう。



フォーカスを小さいポイントに合わせる練習。
と言っても、エリス中尉が自分で勝手に「練習」しているだけ。







どのような角度から撮るかもポイント。
上から撮るとまるで紋様のようなサボテン。



ハスの花の右側にできかかっているのがたぶんハスの実?



赤いネコヤナギ状のもの。



エッジがフリル仕様の百合の花。

というわけで、いろいろと実習したわけですが、ここでビフォーアフターを。

実習前



実習後。
スタート地点にあったのでもう一度撮って見ました。



構図はともかく、フォーカスその他、少しだけ進歩している気がします。

ここで温室の撮影は終わり、外に出ました。



赤い傘はこの教室の講師の先生。
若い女性で、オジサンたちは先生なのにタメ口で話しかけています。
参加者の男性は、平日の昼間であるせいかほとんどが定年退職後の趣味として
カメラでも始めてみるか、みたいな雰囲気の方ばかり。
若い男性は一人だけでした。
女性はほぼ全員が主婦層。

この間教わったばかりのことを先生にまた聞いたりしているのは例外なくこの人たち。
まあ、オジサンの中にもたまーにそういう人、いましたけど。



移動中都庁方面を見ると、この「日本のマンハッタン」みたいなこのビルが
実際は上の方が霧で曇って見えない状態でした。(加工済み)



移動中にもせっせとどうでもいい景色を撮りまくる熱心なエリス中尉。



雨の日に撮影実習が重なって、家を出るときは憂鬱だったのですが、
こんな景色は雨の日ならでは。
晴れていたらもっと人が入り込んでしまいますからね。

雨に濡れるベンチ、誰もいない公園・・・。

こんな光景を見ると、

♪木立もブランコも メリーゴーランドも
ベンチもみんなみんな 雨に濡れていた

という、大好きな童謡を思い出します。

奇しくも次の実習ポイントは

「並木道とベンチを奥行きを感じさせて撮る」



どこにフォーカスを合わせるかをいろいろ変化させて撮ってみます。



これを撮っていたら、向こうから人が来たので、
被写体になってもらいました。



もう一組。
わたしはこの写真がこの実習では一番気に入っています。



雨の中実習なので、皆厳重に雨具を着用で来ています。
でも、意外とレインブーツ着用は少なく、わたしと先生、もう一人だけでした。
草むらにも踏み込むので、普通のスニーカーで来てびしょびしょになってしまっている人も。



装備だけは完璧なエリス中尉の足元。
「ダフナ」の、履いてよし、見てよしのスマートなジョッキー型レインブーツです。

先生は「ハンター」のレインブーツ着用。
おじさんに「アンタ長靴だからいいねえ」と言われ、
「この季節はもう必需品でございます」と答えていました。



途中で樹の葉を裏側から撮る表現のいろいろを実習。
そして、また移動し、テーマは「アジサイ」です。



つぼみのうちは蒼、花弁が開くとピンクになる種類。



フォーカスポイントを下に持ってきて撮影。
背景はわざと思いっきりぼかしています。



これも一番下に焦点を絞りました。
「実験」なので、写真としては今一つな気がしますが。



地面に転がっているように咲いている一輪。
雨に濡れた地面が美しい。




アジサイ写真の王道、見たいなショット。
この場合、フォーカスは花の中の小さな小さな「つぼみ」に合わせています。



白い花はどうも色が飛んでしまうので難しいです。



わたしがこれを真剣に撮っているのを先生が横で見ていて

「思わず見つめてしまいました」

といったカット。
もう少しベンチが古びたりしていたら絵になったのかもしれません。




自由に撮る時間だったのですが、ひととおり撮ってしまうとすぐに飽きて
集合場所で佇む参加者多数。
オジサンの中には開始早々退屈してしまったらしい人も。

この後は出口に向かって移動しながらの説明となりました。



雨や、葉っぱに光る水滴などと撮る練習。

 

ホワイトバランスを変更して表現方法を変える練習。



緑の芝の中にぽつんとあった黄色い三角コーン。
物凄く遠くにあり、これを撮っているのはわたしだけでした。

ここ、落とし穴でも掘ってあったんでしょうか。



蜘蛛の巣に光る水滴。

というわけで解散となりました。
次回は、自分がこの日撮った写真の中から三枚を持っていきます。
加工のしかたを勉強するのかもしれません。

うーん、どれにしようかなー。



閉園になってしまったので、帰りは外をあるいて駐車場に戻りました。
この新宿御苑は建物や塀にもなかなか風情があります。
言ってはなんですが、外に一歩出ると「あれ」なのに、この周辺だけは
昔のまま時が止まってしまっているようです。




御苑の向かいの会社(たぶん)の軒で雨宿りしていたカラス。

今まで自分が全く知らないことを学ぶのはとても楽しいものです。
写真の場合その効果がすぐにわかりますしね。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 2815

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>