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Channel: ネイビーブルーに恋をして
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ボストン雑感〜淡々と写真を貼るシリーズ

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というわけでいつのまにかボストンでの滞在期間も終わり、今は西海岸におります。
息抜きに(ここのところ翻訳が必要なエントリ制作が続いて疲れました)
ボストンで撮った写真を淡々とあげていきます。

今年のジュライフォース、独立記念日は火曜日だったため、その前の金曜日から世間は
日本でいう大型連休の様相を呈していました。

わたしがボストンに来るといつも朝歩く州立公園に行ってみると、
ゲートが開く前になんと車の列ができています。
朝一番で公園に乗り込み、バーベキューや水遊びで一日過ごそうとする人たちです。

ところでこれが今回ボストンで借りていた車。
なぜか何回もトラブルで車を取り替えに行く羽目になった年もありましたが、
今年は日本車、しかも日産のローグという上物を手に入れたため、
何事も起らず無事に返すことができました。

しかし、車を選ぶとき、二台ローグがあったので、なんとなく
ニューヨークナンバーを借りたのがこの公園で裏目に出ました。

ゲートでは車一台につきいくら、で料金を徴収するのですが、
マサチューセッツ州ナンバーであれば8ドル、それでも安くありませんが、
州外車はなんと15ドルも徴収されることがわかったのです。

「あー、もう一つのローグ、マサチューセッツナンバーだったのに」

さすがにこれは考えになかった。

一年ぶりに歩くおなじみの公園。
いくつかボストンで公園を探して歩いてみましたが、ここが一番しっくりします。
車を駐めて一周歩いてきたら50分くらい、という距離もちょうどいい。

今回は珍しく滞在中に雨がよく降りました。
夏場は夜の間に降って、朝には止むということが多く、結局一度も傘をささずに
ボストンを去ることが多いのですが、今年は昼間ずっと降っている日もあり、
まるで日本の梅雨のような感じでした。

ありがたいのは雨の前後でも日本ほど蒸し暑くないことです。

雨が降った後だったので、風はひんやり冷たく、ウォーキングには最高でした。

平日は誰もいないキャンプエリアにたくさんの人が見えます。
朝早くからハンモックを張ったり、チャコールでバーベキューの用意をしたり。

「しかしこんな早くから来て一日どうやって過ごすんだろうね」

この日公園に朝からいたのは、全部と言っていいくらい皆ヒスパニック系でした。
朝っぱらから大音量でスペイン語の音楽をガンガンやっている人もいましたが、
周りが全員同じ民族なので、おそらく喧嘩にはならなかったでしょう。

なぜこうなのかというと、それはこの日がジュライフォース前の週末だったからです。

大型連休の間、中産階級以上のアメリカ人はどこか遠く、と言っても国内の、
例えばフロリダとかハワイなどのリゾート地、この辺ならケープコッドに行ったりしますが、
労働階級であるヒスパニック系はおそらく7月4日には飲食店かホテルか・・・、
とにかく人が遊んでいるときに働かなくてはいけないわけです。

アメリカの民族ビジネスは、アラブ系=ガソリンスタンド、インド系=土地、不動産、宝石
韓国系=クリーニング店とマッサージパーラー()、中国系=郵便局、免許センター、
そして南米系はハウスキーピング、ウェイトレス、そしてガーデナーというのが相場です。

彼らは前の週末かあるいはジュライフォースが終わってから代休をとり、
8ドル出せば1日過ごせる公園で休暇を楽しんだりするのでしょう。


それにしても、写真に写っている家族、朝からなにやら一生懸命食べていますが、
オバアチャンから子供まで満遍なく太っています。

メキシコって実はさりげに世界一デブが多い国だったりするんですよね。

こちら、ごく日常的なルーチンワークのように散歩をしている人(と犬)。

この州立公園は、池とせき止めたダムの下の低地とで成り立っています。
水辺があったり鬱蒼とした山林があったり、狭い範囲に変化のある景色がみられるのも
わたしがここを好きな原因です。

足元を注意して歩いていると、時々ツチガエルに遭遇します。
アップにしましたが、このカエルくんの大きさは小指の爪よりも小さいです。

おなじみのガチョウの群れ。

鳥さんお食事中。毛虫を捕まえましたね。
ものすごく食べるのに苦労していましたが、もしかして毛虫の毛のせい?

食べたらなんかやばいことが起こりそうな気満々のきのこ的なもの。

わたしたちが写真を撮ったりしながらぷらぷら歩いて行くのに対し、
運動する気満々のMKは親を置いてズンズン先を歩いております。

これは珍しい。
ここで初めてツバメを見つけました。
どこで生まれたのか、飛び始めてまだまもない子ツバメのようで、
少し飛んでは先に降り、こちらが近づいて行くと慌ててまた飛ぶといった具合。

羽を広げると、背中の部分が綺麗なブルーであるのに初めて気づきました。
ツバメって真っ黒じゃないんですね。

怖いのか、こちらを盛んに気にしながらぷるぷるしています。

まだ初心者マークのツバメくんたち、外敵に襲われないうちに飛べるようになるんだよ。

さて、ボストンでいつも買い物をするブティックが前回も言いましたように皆閉店したので、
今年はプレミアムアウトレットに足を向けてみることにしました。

ボストンとプロビデンスの間に、WRENTHAMと書いてレンサム(日本語ではレンタム)
という町がありますが、そこに大きなアウトレットモールがあるのです。

去年に続き、日常着にお役立ちのブランドをここでまとめ買いしました。

住んでいた地域でもっともハイグレードなモールには、一流ブランドも入っています。
今年一番ウケたヴィトンのディスプレイ。

「これはきもい」

そう言いながらみていると、いきなり閉じていた目が

Ф Ф カッ!

と開いてびっくりしました。

このモールにはニーマンマーカスというアメリカではもっとも
高級志向と言われているデパートもあります。

ニーマンマーカスの中には結構ちゃんとしたものを食べさせるレストランがあって、
今年も行ってみました。

ちなみにこのパーティションの向こうにはディオールとかセリーヌとか、
とにかくハイエンドなお洋服売り場となっております。

1日に一着売れるのかというくらい、いつ見ても人がいません。
まさか三越みたいに外商お得意様が家を回るシステムでもないだろうし・・。

ホールフーズでも、ズッキーニをヌードル状にカットしたものを「ズードル」と称し
パスタの代用として売っていますが、ここではズードルパスタが食べられます。

今回ホールフーズで一度だけ、パックの寿司を買ってみました。
マグロとアボカドをドーナツ状にしたご飯の上に乗っけて、
余ったところにふりかけをかけたその名も

「ドーナツ・スシ」

でございます。

味は・・・ご飯にマグロとアボカドをのせた味がしました。

MKのサマーキャンプが行われていた学校の近くにある、
滞在中は何度か通ったアイスクリーム屋さんに、今回一度だけ行ってみました。

懐かしい通学路でつい写真を撮ってしまうわたし。
この画面の右側にある教会の墓地には、南北戦争の犠牲者のお墓があります。

というわけでまたやって来た「ウルマンズ・アイスクリーム」。
今年は横に「ケトルズコーン」というテントが出ていましたが、これが何かわからず。

お店の屋根の上にある風向計が、風見鶏ならぬ『風見コーン』なのに初めて気づきました。

フローズンヨーグルトのブラックベリーというのを頼んでみました。

これが一番小さな「キディサイズ」。
日本で買う六個パックのハーゲンダッツ三個ぶんくらいでしょうか。
この上が「ワンスクープ」で、ほとんどのアメリカ人は「ツースクープ」を食べます。

車の中から食べながらアイスを買うアメリカ人を観察していると、
見事に痩せた人はキディサイズかワンスクープ、太った人は子供でも
ツースクープにかぶりついていることがわかりました。

サイロのある道具入れ。
向こうには顔を出して写真を撮るパネルもあります。

アイスクリームを食べながら牛を近くで見ることもできます。でっていう。

さて、モールに戻ります。
西海岸ではもう珍しくも無くなったテスラのショールーム。
去年どこかの駐車場で颯爽とやってきたテスラがガルウィングのドアを開けたら、
周りの人が「おおお〜」みたいな感じで目を丸くしていたものですが、
こちらでもモールにショールームもできて、じわじわ数は増えて来ているようです。

ちなみに息子は「大きくなったら俺テスラに乗る」そうです。

同じモールにこういうお店もあります。

ニューベリーコミックスというこのお店は、基本コミック、漫画を売っているのですが、
本は売り物のごく一部で、あとはキャラクターグッズがほとんどです。

最近の主流は、ポケモン以外では日本のリラックマ、ぐでたまなど。
くまモンなどのご当地キャラ以外は全てアメリカでも有名です。

ハンドスピナーと言って指に乗せてクルクル回す(だけの)もの。
これに「ニンジャ」という名前をつけて売っていました。
これこそ「で?」っていうオモチャですが、日本でも今は売っているそうですね。

このコミックショップでつい買ってしまった、猫キャラクター「プシーン」
シッポ&猫耳つきパーカー。

日本っぽいキャラクターですが、作者はアイリッシュ系の白人女性です。
小さいときに日本にいたことがあるとか。

モデルは息子。
じ、自分で着るために買ったんじゃありませんからね?

 

 

 


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