掃海艇「つのしま」PAPと懇親会
「つのしま」見学の前に、どうしても時事ネタで買いておきたいことがあります。みなさん、助成金不正受給の疑いが森友学園の籠池理事長が、 「昭恵さんにいただいた100万円をお返しする!」 というパホーマンス(笑)のために、なぜか彼女の経営する居酒屋に、マスコミ陣を引き連れ、昔の「部長刑事」でも使わない雑な小道具を持って突撃した映像なり画像、ご覧になりました?...
View Articleガトー級潜水艦 〜ニューロンドン潜水艦隊博物館&図書館
ニューロンドンの潜水艦博物館の展示についてお話ししています。 ここの潜水艦基地は、1868年に、コネチカット州が海軍にテムズ川沿いのの土地を基地建設用地として提供したことに始まりました。4年後の1872年、海軍工廠が設置されましたが、小型船が停泊するくらいで、ほとんど開店休業状態が続いていました。...
View Article「潜水艦搭載型スタインウェイ」〜ロンドン潜水艦隊博物館&図書館
ニューロンドンのグロトンは昔から潜水艦基地がありますが、もともと潜水艦を作る工場ができ、そのうち基地ができたというもので、世界初の原子力潜水艦「ノーチラス」もここで生まれここから南極に出航し、遡れば多くの潜水艦が日本と戦うためにここを出発していったのです。...
View Article海底の大和調査〜大和ミュージアム
夕暮れクルーズに参加した日、時間を潰すために又しても大和ミュージアムに行きました。その少し前、高松の「ぶんご」艦上レセプションでご挨拶した、「呉観光特使」(だっけ)である伊藤元呉地方総監にいただいた名刺には、一回に限り大和ミュージアムの無料パスがついていましたので、これを使うことにしたのです。 まずはいつ行っても誰もいない「大和ミュージアムプリクラ」で写真を撮りました。...
View Article重巡洋艦「セーラム」〜彼女が「海の魔女」になったわけ
東海岸に滞在中、空港から高速を走っていて、ふと「USS SALEM」 という茶色に白地の看板に目を留めました。 アメリカでは、高速沿いの名所旧跡や観光地などをこの茶色い看板に書いて、ランプをここで降りるという道しるべにしてくれているのですが、その日部屋に帰って早速調べてみると、 重巡洋艦「セーラム」CA-139が展示艦となって公開されているらしいことを知りました。...
View Articleボストン到着
今年もアメリカの東海岸に来ております。本来より大幅に時期を遅らせての渡米となりましたが、この準備のために雑用を片付けて、到着してからようやく一息つくことができました。 これもまた毎年の恒例ですが、今年は例年と違い息子がボランティアでカンボジアに行っていた時期に削られて、出発が遅くなりました。...
View Article三連装主砲とUボートXXVIIB型「ゼーフント」〜重巡「セーラム」博物館
さて、マサチューセッツはクインシーに展示されている重巡洋艦「セーラム」。甲板にいよいよ上がって来ました。ところで、「セーラム」はアメリカで現存する唯一の重巡洋艦なのだそうです。 アメリカは1930年から1948年にかけて47隻の重巡を建造しましたが、「セーラム」はその最後の「デ・モイン」級の2番艦。3番艦である「最後の重巡」、「ニューポートニューズ」...
View Article「キルロイはここにいた」〜重巡洋艦「セーラム」
重巡洋艦「セーラム」の後甲板には、一つ目を引く構造物があります。 艦載航空機を釣り上げるクレーンです。これがまた大きくて・・・戦艦「マサチューセッツ」のデリックより大きいかも。...
View Articleデモイン三姉妹の運命〜重巡「セーラム」8インチ砲塔
「デモイン」級重巡の2番艦である USS「セーラム」についてお話ししています。「デモイン」級の最初の2隻は戦時中に企画が始まっていましたが、建造中に終戦を迎え、2隻は海戦の思想の変化の波に色々と設計変更を加えられました。 3番艦の「ニューポートニューズ」 CA-148は起工が1945年11月と完全に戦後体制の中で生まれた最後の重巡洋艦です。...
View Article12基目の3インチ対空砲〜重巡洋艦「セーラム」
マサチューセッツ州クインシーのフォアリバーで公開されている展示艦、重巡「セーラム」についてお話ししています。 艦尾側にある入り口から甲板に上がり、見学をしながら艦首まできて、そのまま一階上の主砲塔内部を見学し終わりました。 艦橋を守るため、3連装の主砲が2基、その周りを5インチ砲が3基、対空砲として設置されています。 そしてこれも対空砲として Mk 33 3インチ砲...
View Articleナビゲーションブリッジからの眺め〜重巡洋艦「セーラム」
フラッグデッキからさらに上に登ると、そこは04レベル。いわゆるナビゲーションブリッジと言われる艦の「頭脳」に上がってきました。 この部分は、全体が二重の舟形をしていて、艦首に向いた方が船の舳先型です。ここはその二重の内側部分。入り口でもらった案内図によると、ここが「パイロットハウス」とあります。 パイロットハウス、というと艦載機のパイロットの待機室みたいですが、英語ではこれが操舵室を意味します。...
View Article「今宵ボストン港をティーポットに」〜ティーパーティ博物館
今回の滞在は極端に短いだけでなく、毎日用事が入っていて、いつものように、なんとなく行きたくなったところにふらりと行ってみる、というようなことができないので、いつものところに滞在して長年慣れ親しんだお店に立ち寄ったり、懐かしい道を通ってみたり、そんなことをするだけで終わってしまいそうです。...
View Articleエレノア号のキッチン〜ボストン ティーパーティ博物館
いつも博物館や展示には行って帰って来て、ここで書くために調べ、「はえー」となることが多いのですが、今回は、この博物館が、2002年に火災を起こし、一旦閉鎖していたということを知りました。...
View Article”アメリカ人はなぜコーヒーを好むのか”〜ボストン・ティーパーティ博物館
ボストンティーパーティ博物館についてのお話、最終回です。 わたしたちのパーティが乗り込み、三つの茶箱をボストン湾に投げ入れたエレノア号という船は、実際にティーパーティに参加し、茶箱を投げ入れた実際の船を資料に基づいて再現したレプリカです。 ただしゼロから造り上げたのではなく、1936年に造られた船(左下)を改造して現在の形にし、ここに展示してあるのだそうです。...
View Articleシック・アイランド〜重巡洋艦「セーラム」
重巡「セーラム」の見学者が行ける一番高いところである03レベル、つまりナビゲーションブリッジを見学したので、メインデッキから一階下にあたるセカンドデッキまで降りることにしました。 降りて来る途中にあった「トランスフォーマー」。日本語でトランスフォーマーというとタカラトミーのあれで、マーベルと組んで今やアメリカ人大好きシリーズのあれを思い浮かべますが、つまりは変圧器のことです。...
View Articleボストン雑感〜淡々と写真を貼るシリーズ
というわけでいつのまにかボストンでの滞在期間も終わり、今は西海岸におります。息抜きに(ここのところ翻訳が必要なエントリ制作が続いて疲れました)ボストンで撮った写真を淡々とあげていきます。 今年のジュライフォース、独立記念日は火曜日だったため、その前の金曜日から世間は日本でいう大型連休の様相を呈していました。...
View Article”KILROY IS HERE (キルロイはここにいる)”〜重巡「セーラム」
さて、マサチューセッツはクインシーにある重巡「セーラム」見学。メインデッキの一階下にあるセカンドデッキには、医療施設の他に乗組員の胃袋を満たす食堂施設も全て集中してあります。 ここは士官用のキッチン、「オフィサーズ・ギャレー」です。 階級ヒエラルキーが大きな意味を持つ軍艦の中では、士官とその他の扱いは例えばキッチンも別、というようにきっちりと分けられています。...
View Articleボストン美術館〜ウッチ・ゲットー生存者の写真
今年もまたボストン滞在中に美術館に行くことができました。 ボストンではどうしてもここで食べておきたい!と思うレストランの一つがこの美術館の中にあるので、食事をしに行くついでに?美術鑑賞しようという感じ。実にイージーな美術館の利用法ですが、アメリカ人にとってこれが普通です。...
View Articleアンカー・ウィンドラス・ルーム〜重巡洋艦「セーラム」
戦艦より階数が少なくコンパクトな重巡は、一つのフロアに実にいろんなものがあり、特にセカンドデッキと言われる甲板の下の階は、士官にとっては衣食住医療娯楽全てがそこで賄える場所です。 それだけでなく、セカンドデッキには錨を巻き上げるためのウィンドラス画あるアンカー・ウィンドラス・ルームというものもあります。...
View Article彼女と映画〜重巡洋艦「セーラム」
「セーラム」は終戦直前に建造が始まり、その企画は第二次世界大戦、特に対日本戦を想定して造られた最後の重巡だったことはお話ししました。 なので、戦後の戦闘指揮所、CICは当初は置かれておらず、その代わり艦橋に戦闘指揮所である所の「タクティカルプロット」「フラッグプロット」が置かれていたということをこれまで説明してきました。...
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