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Channel: ネイビーブルーに恋をして
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東海岸の軍事博物館見学予告編

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さて、息子が大学に残って夫婦二人になってから、東海岸近辺の
めぼしいミリタリー系博物館に行きまくりました。

それらについては、今後時間をかけて観たものをじっくりと
ここでお話ししていくわけですが、今日は東海岸でどんなところに行き、
何を観てきたか、予告編を兼ねてざっとご紹介します。

まず、ニューヨーク州北部にあるエンパイアステート航空博物館。
地元の空港に併設された航空博物館で、全く期待していなかったのですが、
屋内の博物館展示も、外側の飛行機展示もなかなかの充実でした。

なんとびっくり、博物館内にはこんなものもありました。
巨大な「赤城」の模型です。

これについてもまた詳しくお話ししますので、乞うご期待。

実は・・・こんなところにも行ってしまったのだった。
当ブログ的には先にアナポリスに行きたかったのですが(笑)

というわけで、アメリカ合衆国陸軍士官学校、ウェストポイントです。

ちょうど学内ツァーの時間に間に合い、バスで学内を観ることができました。

ツァーではかつてイギリスの艦隊を防ぐため、ハドソン川に渡した
いわゆる「チェーン」と、そのチェーンを渡したポイントを見ながら
解説を受けることができます。

この鎖の一部はコーストガード・アカデミーにもあったので、
そちらを見学した時に書いたことがありましたよね。

未来の陸軍士官たちのピチピチした生の姿を垣間見ることもできました。

学内ツァーが終わってからウェストポイントミュージアムも見学。

日本軍の武器や制服、降伏調印式のサイン入り実物もここにあります。

昼ごはんを食べ損なったので、士官候補生御用達のマクドナルドへ。
ここの大きな星条旗も半旗になっていました。

とにかくこの地方は日差しが厳しくて蒸し暑かったです。
こんなところで候補生たちは大変だなあ・・と心から同情しました。

まあ、それをいうなら我が自衛隊の士官養成のための厳しい訓練も、
日本というとんでもない暑い国で行われているわけですがね。

おそらく日本では全く知られていないと思われる軍事遺産、
駆逐艦「スレーター」の見学にも行きました。

ニューヨークの州都アルバニーのハドソン川沿いに係留展示されています。

TOが帰ることになり、出発前ローガンのヒルトンに一泊しました。
ヒルトンにはフィギュアヘッドがロビーに飾ってあります。

最後の夜を懐かしのオールドボストンで過ごすことにしました。

ハーヴァード・スクエアは、夜になって一層人が集まってくるようです。
いつ来てもストリートミュージシャンの演奏がありますが、
ここで演奏するにはオーディションを受けないといけないそうです。

ここ出身で有名になったミュージシャンも多数。

TOが本を買いたいというのでザ・クープに来ました。
ここも懐かしいなあ。
実店舗の本屋がAmazonに押されて姿を消しているアメリカですが、
ここだけは今後も決して無くならないでしょう。

階段を上ったところにはティールームになっています。

ブランソープ・スクウェアには人がいっぱい。
ボストンはこの頃昼間暑いですが、夜になると爽やかです。

わたしたちがこの日夕ご飯を食べたのは、画面左の二階にある、
インド料理「マハラジャ」。

ボストンに住んでいた時、TOの同級生だったインド出身の
ラマナンドさん夫妻に初めて連れて来てもらいました。
あれからもう17年経つのに、変わらず盛況です。

サラダとチキンコルマ一つを二人で食べてちょうどでした。

マハラジャからの眺め。
アメリカの古い街並が夜になってクリーム色の街灯に照らされる様子は
胸が締め付けられるくらい美しく、懐かしい感じがします。

向かいにはジェラート屋さんができていて、アイス好きのアメリカ人が
夜にも関わらず詰め掛けていました。
この日は日曜だったせいで、夜ですが子供も結構います。

お父さんがコーンを食べているのを見ている子供の顔が・・・(笑)

わたしたちより先にこの近くのメディカルスクールに留学した友人が、
色々とボストンでの学生生活をレクチャーしてくれたことがあります。
その彼が

「あそこはいかにもニューイングランド、って感じで好きだった」

と言っていたスターバックスが、ここ。
ちょっとエドワード・ホッパーみたいです。

TOを空港で見送り、わたしは一人になって、
毎年来ているいつものホテルに投宿し、いつもの公園に歩きに来ました。

この日はレイバーデイの次の日で、レイバーデイに休めなかった人が、
休みが取れたのでバーベキューをしようと支度をしていました。

レイバーデイは「勤労感謝の日」ですが、そんな日にも
働かないといけないサービス業の人たちはいるわけで・・。

わたしが朝歩きにくる時間にはほぼ人はいません。
たまにすれ違う人とは必ず挨拶をします。

ここアメリカで挨拶をすることは、相手にとって自分が危険ではない、
と知らせる意味もあるのだと聞いたことがあります。
特にこんな人の少ないところでは必要かもしれません。

車を停めたところから約一時間歩いて、この堤防の上の
一本道を通って帰ってくるという、もう何年も歩いている同じコースです。

一人になってすぐ、ふらっとバトルシップコーブにやって来ました。

中には入らず、外から眺めるだけ。
どれも、皆さんに詳しくお話しして来た艦船です。

USS「ジョセフ・P・ケネディ・ジュニア」。

戦艦「マサチューセッツ」と「ライオンフィッシュ」。

「ライオンフィッシュ」の横にはソ連で建造された「ヒデンゼー」
その流転の人生についてはぜひ当ブログ記事をお読みください。

「ケネディ」が一番かっこよく見える場所から。

そういえば一眼レフでバトルシップコーブを撮るのは初めてだった・・。
「マサチューセッツ」をハリネズミのように守る砲の列。

こんな遠くからでも「ライオンフィッシュ」にペイントされた
日の丸と旭日旗がくっきり写ります。

ところで、インターネット時代になって?改めて検索してみたら、
今まで毎夏来ていた所にミリタリーミュージアムがあるのを知りました。

ここが結構今回の目玉というか、面白いものを見ることができました。

第二次世界大戦博物館、という名前の通り、その時代のアメリカ、日本、
ソ連、ドイツのものを集めて展示してあります。

これらについてもそのうちお話しさせていただきますので、
どうかよろしくお付き合いください。



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