というわけで「ハワイ・マレー沖海戦」シリーズ、堂々終了したわけですが、
行進曲「軍艦」に乗って映るエンドタイトルの軍艦写真について、
詳しい方から解説を頂いたので補遺として載せておきます。
艦名まではわからないが、間違いなく「重巡」。
「高雄」級とも違うようだが「妙高」級かも。
主砲塔形状に特徴あり。
「高雄」級。
大きな艦橋形状に特徴あり。
間違いなく「高雄」級。
イージス艦「たかお」に艦橋の形状が似ていますね?
(ということです)
これも間違いなく重巡。
艦名までは判明しない。
この砲塔は20センチ主砲塔である。
艦名までは判明しないが、特型?級とかの駆逐艦。
「雪風」と同型艦ではないか。
「長門」あるいは「陸奥」の主砲発射の瞬間。
20センチ砲塔の並び具合から、多分重巡「利根」または「筑摩」。
後甲板に主砲はなく、その代わりに水偵多数を搭載している。
「航空巡洋艦」「偵察巡洋艦」など「萌え」な呼ばれ方をしている。
写真の上部に見えるマスト形状も「利根」級の特徴である。
以上です。
もしお願いしたら残りの写真も全部解説してくれそうでしたが、
取りあえず頂いた情報だけ、特にこの映画のファンの方のためにアップしておきます。
ちなみに、「これくらいは基本中の基本」なんだそうで、あらためて物事には
何にでも「通」という方がいるのだなあと感心した次第です。
下手なピアノアレンジなんか聴いていて、連続5度とかとか導音下降とかDS進行とか、
和声のの間違いに我々がすぐ気づくようなもんですかね。
この方は「赤城」の甲板傾斜について、当時の日本の空母の発艦・着艦について
知っている範囲での薀蓄を書いて下さっていたというのですが、
ふとした弾みで消してしまった、とのことです。
まあ、いくらなんでもこれくらいはわたしにもわかります。
万が一気力を取り戻すという奇跡が起こったらで結構ですが、空母の離着艦について、
そのうちぜひお話を伺いたく存じます。