映画「ハワイ・マレー沖海戦」〜予科練生活
年末、旅行と大掃除とエントリ制作の合間を縫って、ようやくこの映画を観ました。陸軍省が紀元2600年記念に創った「燃ゆる大空」もそうですが、この映画も、きっかり半分ずつ二部構成になっていて、...
View Article映画「ハワイ・マレー沖海戦」〜理想世界と白いリボン
念願かなって入隊した土浦の予科練習生生活。朝の総員整列の続きからです。 司令に「並びました」という係。ただし、本物っぽすぎて(というか本物なので)何を言っているのかわかりません。整列しているのは喇叭手です。ここで全員が「あ〜〜〜」と言い出したので、発声健康法か?と思ったらそうではなく、明治天皇御製の「あさみどり 澄みわたりたる 大宮の ひろさを...
View Article平成26年度第一空挺団降下始め〜状況終了!
さて、状況終了すれば撤収のち大臣訓示です。片付けの必要のない隊員は整列を始めています。ところで、この隊員のもっている旗は、前回敵地で振られていたもの・・・。ということは、あれは「敵の白旗」ではなく、こちらが向こうの本拠に旗を立てることに成功した、ということだったのか。つまり硫黄島における擂鉢山のアメリカ海兵隊状態だったのか。だったら・・・・・・なぜ日本の旗を振らない?...
View Article映画「ハワイ・マレー沖海戦」〜敵艦隊見ゆ
映画「ハワイ・マレー沖海戦」、いよいよ最終回、マレー沖海戦部分についてです。真珠湾攻撃とマレー沖海戦を作戦的に見ると、真珠湾でアメリカと開戦し、その翌日、連合国である英艦隊のフネを沈めたということになります。真珠湾を受けて翌日の仏印基地。シンガポールを出た敵主力艦を日本の潜水艦が発見したという報を受け、索敵に立つ我が海軍攻撃隊。...
View Article映画「ハワイ・マレー沖海戦」付録〜軍艦写真解説
というわけで「ハワイ・マレー沖海戦」シリーズ、堂々終了したわけですが、行進曲「軍艦」に乗って映るエンドタイトルの軍艦写真について、詳しい方から解説を頂いたので補遺として載せておきます。 艦名まではわからないが、間違いなく「重巡」。「高雄」級とも違うようだが「妙高」級かも。主砲塔形状に特徴あり。「高雄」級。大きな艦橋形状に特徴あり。...
View Article米軍基地ツァー参加記10〜オネイダ号の悲劇
横須賀の米軍基地歴史ツァー、まだまだ終わってません(笑)ようやくお昼ご飯が済んで、後半に突入しようというところなのですが、お昼ご飯を食べた後の集合地になっている桜並木のゾーンには気がつくとこのようなメモリアルがありました。ご存知ですか?「米艦船 オネイダ号の悲劇」を。この碑には英文でこう書かれています。 USS ONEIDA INTERNATIONAL PEACE MEMORIALThe USS...
View Article女流パイロット列伝〜ジャクリーン・コクラン「レディ・マッハ・バスター」
女流飛行家と言えば?世間一般の人、特に航空に興味を持たない人なら「アメリア・イヤハート」を最初にして最後の名前にあげるでしょう。...
View Article米軍基地探訪記〜耐Gスーツとコーヒーカップ
岩国の海兵隊基地に、ホーネットのパイロットブラッドとアンジー(仮名)の夫婦にご招待を受け、行って来た話の続きです。実はこの後厳に写真を撮ることを禁じられたシュミレーター室に行きました。自衛隊はどうか知りませんが、少なくともアメリカ海兵隊の装備しているホーネットドライバー用のシュミレーターというのは恐ろしく精密で、...
View Article