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Channel: ネイビーブルーに恋をして
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ボストンの朝

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最近コメントへのお返事が全くできない状態が続いておりました。
皆様方には衷心よりおわび申し上げるしだいです。
理由は三つあって、アメリカに来た途端gooブログの編集画面の不具合で、
一行打つのになぜか数分かかってしまうこと(今も文字が出てこない(−_−#)。

二つ目は自分のブログなのになぜかコメント欄にアクセスできないこと。

三つ目は前にも告知したように、西海岸まで二往復、間に台湾行きを挟む強行軍で
その間ホテルのベッドを温める間もなく毎日移動か観光が続いたためです。

しかも台湾から帰国して二回目のボストン行きまで日本で数日過ごしたのですが、 
その間あまりの湿度の高さに参ってしまいました。

実はわたくし、ここ15年、日本でこの季節過ごしたことはなかったんですね〜。



ところで、日本に帰ってきた次の朝、いつも遊びに来る猫たちがお迎えしてくれました(笑)
サバ猫の方はすぐに私を思い出しましたが、お年寄りの黒は少し時間がかかり、
私の顔を見てからふーっと目を閉じてしばらく瞑目し、やおらかっ (`ФωФ')と 目を見開いて
思い出した!という顔をしました。

「リロードに時間かかったね」

「ダウンロードの時最後の1パーセントですごく時間かかることあるけど、あれみたい」

猫にとって2週間は人を忘れるに十分な時間である模様。
今度は1ヶ月だから、おそらくまた帰ってきたころにはすっかり忘れてるのかも・・。

というわけで、短期間の間に全く同じ慈間初の鶴丸航空の同じ便に乗ることになりました。



これは台湾初の鶴丸便のコクピットだったと思います。
今回の台湾訪問で、台湾の人たちがいまだに日本の災害について心を寄せ、
実際にボランティアに来てくれていることを知りました。
本当にありがたいことだし、もし台湾に何かあったら、日本人は何をおいても
この友人に救いの手を惜しみなく差し伸べるであろうと確信しました。



成田のサクララウンジは二つあって、前回のはこれとは別のゲートのです。
こちらのは上階にレストランがあり、セルフサービスでちゃんとした料理が食べられます。



メインはカレーかマーボー丼かチキンのトマト煮込み。
もちろんその全てをいただいても構いません。

わたしは食事をしたらすぐに下の階にいってパソコンを広げたのですが、
ここでご飯を食べてから落ち着く人が多いらしく、何度も

「レストランのフロアが人でいっぱいになったので、休憩は下でやれ」

というアナウンス(もっと丁寧ですが)が流れていました。



下の階の方がフロアは広く、仮眠用のベッドまであるんですがね。
ちなみにこのベッドのコーナー、扉がありませんでした。
ここだけの話ですが、仮眠以外の目的に使われることを懸念しての対策だと思われます。

ところでこれで思い出したのですが、わたしは先日、HULUで「エマニエル夫人」
という映画を見てしまい、激しく時間の無駄をしたと後悔しています(笑)
そして”この映画は映像が綺麗だから女性も観れる”みたいなことを言う人に、思わず真剣に

「お前は何を言っているんだ」

と詰め寄りたい気持ちになりました。
まあ、世の中にはいろんな性道徳の基準が存在するわけですが、それらの是非はともかく、
あの主人公って、要は単なるニンフォマニア(病気?)ってことだったんじゃ・・。

飛行機の中で立て続けに二人の見知らぬ男とほにゃららすることが平気な女が、
タイの娼館みたいなところで襲われてなぜか悲鳴をあげる、(でもすることはする)
人種差別者なのか?と思ったら同じタイ人のキックボクサーと衆人環視の中行う、
って、もう映像以前の問題で、このシチュエーションにドン引きですよ。


後天性免疫不完全症候群、エイズのパンデミックは1981年以降なので、
もしそれ以降であればこんな映画絶対に公開されなかったでしょうし、
なまじのAVなんかより、道徳の観点でいったらよほど不道徳って気がしました(感想)



などという話をしようとは全く思っていなかったのですがつい(笑)

この日日本は朝から猛烈に蒸し暑く、台風の影響で雨が降ったり止んだりの1日で、
中国に向かう便は台風の影響によっては帰ってくるか、あるいは
仁川空港に着陸するというようなアナウンスがされていました。
アメリカへの空路に影響はまったくないようです。



ラウンジ前ではこれから離陸する飛行機への準備が一部始終見れました。



前方からご丁寧にも雨よけのカバーをつけたコンテナが積まれていましたが、
これが前回伺った、「ラウンジ使用クラス以上のラゲッジコンテナ」でしょうか。



というわけで、またもや和洋三種類の選択の中から似たような機内食を食する羽目に・・。
久しぶりに和食をいただいてみることにしましたが、はっきり申しまして、どれも微妙。
ここだけの話、成田ー台湾のコーチで食べた機内食の方が気のせいか美味しかったような気が・・。



しかし、いつも感心するのはとりあえずご飯が大変美味しいこと。
レンジで解凍したものではありえないふっくらした噛みごたえです。



前回と今回では微妙にメニューが変わっていました。
フリークェントパッセンジャーのための配慮でしょうか。
デザートはパンナコッタと一緒でしたが、上のゼリーは前回と違いグレープフルーツです。



今回は9回連続のテレビドラマを全部見るという愚を犯すのはやめて、
「アリスのままで」の続きを見て、(アルツハイマーって怖い・・)
eブックで「銀の匙」を三巻だけ読んで、あとは寝ていました。

疲れもあって、珍しく機内で何時間か続けて寝ることができたのですが、
目が覚めてアイマスクを外すと、隣の席の男性が開いているPCが見えてしまい、
その内容から、彼は今からボストンで学会を行う内科医であることが判明。

今回は一人なので、隣にどんな人が座るか少し不安だったのですが、
席を立つ時に脚を乗り越えるのも一苦労するようなでかいアメリカ人男性ではなく、
小柄な日本人で、しかもお医者さまであったので何か嬉しかったです。

いや・・・なんか安心じゃないですか?飛行機で隣が医者って。



しかし、最近では飛行機や列車での「お医者さまはおられませんか」コールに
名乗りをあげる医者はめったにいなくなったという話をききました。
理由は、専門外の疾患であった時に対処できないことと、何と言っても
処置を巡って、あとあと法律問題に発展する危険性があるからだそうで。


そういえば晩年の田宮二郎は、「白い巨塔」の財前五郎になりきりすぎたのか、
ドクターコールに名乗りを上げて周囲を唖然とさせたという話を聞いたことがありますが、
現実の医者ははるかに保身的で、少しでも面倒に関わりたくないという傾向なのかもしれません。

ちなみに、見えてしまった論文の表紙でわかったのですが、
隣の医師の苗字は偶然わたしと同じでありました。



というわけで12時間のフライトの後、ボストン到着。
不思議な地形ですが、これゴルフコースであるようです。



何度もしつこいですが、ちょっとこれだけ言わせてもらっていいですか。

2度目の機内食は、自分の好きな時にオーダーすることになっているので、
オーダーストップのギリギリの時間に和食を(洋食がなかったので)頼んだのですが、
これが前回にも増して美味しくないんですよ。

見かけは確かに美味しそうに見えるんですが、れんこんのはさみ揚げは変な歯ざわりだし、
その横にある得体の知れない肉は味が全くないし、後ろの菊のお浸しは
何が入っているのか食べたらビリビリと舌が痺れるという不思議な調味。

案の定一番マシだったのが白飯と漬物だけだったという・・。
まあ、常日頃から機内食に決して期待はしていませんが、ただでさえ食欲がないのに、
これではなあ、とげんなりして、申し訳ないのですがほとんど食べられませんでした。



ボストンの空港は端っこがヨットハーバーだったりするので、
こんな光景を見ながらタキシングしていくのですが、この海岸沿いのお家は
眺めはともかく騒音に関してはどう対処しているんだろうかといつも不思議です。



着いた途端、蒸し暑く不快な日本にいる皆さんに申し訳ないくらい、
爽やかな空気に生き返った気がしました。
今ボストンは「ベストシーズン」だと鶴丸のパーサーもアナウンスしていましたが、
このとき当地は19度くらい。
今これを空港ホテルで(苦労しながら)製作しているのですが、クーラーは全く必要ありません。
もっとも、アメリカ人は日本人と皮膚感覚が違うらしく寒いくらいクーラーを強くするのが
デフォなので、下のレストランではあいかわらず寒いなと感じましたが。

空港のホテルにチェックインしたときに、フロントの女性がわたしの名前をたどたどしく読んで、

「◯◯◯・・・・ふーん、クールね。ファーストネームは◯◯◯・・・クールね」

と何かわかりませんがクール攻撃をしてきました。
彼女によると

「日本語の響きはとってもクール」

なんだそうです。
よくわからないけど喜んでおこうっと。
こんな風に考えるアメリカ人も少なくないみたいなので、みなさん、間違っても、アメリカで
「レイチェル田中」とか「エドワード鈴木」(あ、実在した)とか名乗らないほうがいいですよ。



さて、朝からテレビのニュースを見ておりますが、ボストンのキー局のキャスターは
西海岸と違って全員が見事にコケイジャンで占められております。
女性のキャスターはメインが必ずブロンドで、現場に出るアナウンサーも白人。
たまーにアフリカ系がいるくらいで、アジア系はまず見ることはありません。



朝から繰り返し放送されているニュースは、テキサスの海兵隊軍施設で
テロリストの銃撃により4人の海兵隊員が死亡したということ。

 

銃撃の犯人はやはりというか、「モハマド」な人でした。
しかし彼はアメリカに生まれ育ち、テネシー大学を卒業しているそうです。

ボストンで報道されているのは、亡くなった4人のうち一人が、
ここボストンの内陸にあるスプリングフィールドの出身であることで、こういうとき
地元出身の被害者だけは名前と写真を公開する習慣があるのかもしれません。

この日は、町のあちらこちらにある国旗が皆半旗になっていました。



こちらは間抜けだけど笑うに笑えない事件。
モールで万引きした犯人が逃げるために高いところから飛び降りたところ、
下に通行人がいてぶつかってしまったという話。
両者の生死についてはわかりませんでした。



日本人のわたしとしては、お、と身を乗り出してしまったニュース。
日本政府が東京オリンピックの新国立競技場の案を「ゼロベース」にしてやり直す、
という決定をしたということが報じられていました。

民主党の議員が国会でいいネタとばかりこの件を非難したら、それは案の定
民主党政権時代に決めたという大ブーメランだったことが話題になりましたが、
民主案だからこそ自民もこの対応に踏み切る決定を下すことができたのでしょう。



アメリカがこのニュースに注目するわけは、ボストンは2024年のオリンピックに
立候補する予定をしているからです。



ボストンオリンピック。なんか良さそうですよね。
なんだかんだいっても土地もあることだし。

ところで皆さん、日本の報道は今、マスコミの「強行採決」という印象操作、
そしてどこの国の報道機関かと思われる中韓寄りの発言者だけを出してくる偏向ぶりで、
あたかも発狂したかのような紙面ばかりという眼を覆うばかりの状態になっていますが、
ここアメリカでは、日本が安全保障法案で集団的自衛権を行使できるようになったことなど、

全く報じられておりません(笑)

なぜって?
そりゃ普通の国が持っているふっつうの権利が行使されるだけだからじゃないかなあ(棒)

どこぞの民主党議員は、審議拒否をしておきながら説明が足りないとほざき、
マスコミが騒ぐものだから、今や自分たちが多数派だと思っている(思ってしまうんでしょうね)
ようですが、前回の選挙は安全保障の改正込みで信を問われたものではなかったのかね?


法案成立後、わかりやすい人たちが強行採決ガー、と騒いでいますが、
審議拒否や、何度も何度も説明されていることをわからないふりしておいて、
マスコミが報道しないのをいいことに「説明不足だ」とはどの口がいうのかって感じですわ。

まあ、最後は全員が立ち上がって「全会一致で決まったわけだから(笑)
少なくとも今回「強行採決」と煽っても、国民は騙されないと思うし、むしろ
審議から逃げてパフォーマンスに走った野党の姿勢には厳しい目が向けられると思います。


日本人をあまりなめたらいかんよ。

 


おまけ*

駐車スペースがなかったのでこんなところにて駐めてしまいましたの図。
これ、ショッピングカートを置いておくスペースですよね? 
さすがアメリカ人、豪快だ。っていうか、どうやってドアを開けたのか。
あ、開けられないから窓から出ましたって?


 


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