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「曹長に聞け」〜USS「エドソン」付録:CPOジョーク

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前回までUSS「エドソン」の乗組員生活区画を見てきました。
続きです。
■ シックベイ



「シック・ベイ」は軍艦の病棟であり診療所です。
ここにあったプレートには何が書かれているかというと、

このコンパートメントは、乗組員が怪我や病気のをするスペースです。

1. 医師はいませんでした

2. 乗組員は軍人による治療を受けることになります

3. 隊員は救命士と同様であり、実行できる手当て、治療は限られていました

4. 彼らの主な役割は、患者を航空母艦などの大型船や、
適切な治療が提供できる陸上施設に移送するまで、
患者の状態を安定させることでした。
通常、シックベイは独立勤務の曹長または一等兵曹が統括します。
彼と助手の HN または HM3 は両方とも航海 X 部門に配属されていますが、
「エドソン」の場合は、この艦が

戦隊司令官旗艦  DESRON(スコードロン コマンダーズ フラッグシップ=デスロン) 

としての役割を果た酢ようになってからは、メディカル オフィサー
=軍医が乗組員として勤務していました。

「シックコール」(体調不良の連絡)の受付は、
0730-0830と1300-1330の間にすることになっており、
軽度の病気とされる乗組員はシックベイで治療を受けますが、
「エドソン」が港にいれば病人は上陸させられて、
隊員には手がけられないレベルの治療を海軍病院で受けました。
ところで、かつて海軍衛生兵だった人のこんな詩を見つけたので
翻訳しておきます。

”私は海軍衛生兵”

私は海軍衛生兵だ

若者の体力と熱意、そして老人の知恵と経験を持っている

医者3役、看護師1役、海兵隊員2役、ヨーマン1役、母親3役だが、
実態は100%水兵だ

1778年以来、数え切れないほどの海兵隊員、兵士、
水兵の命綱となってきた

あるとき私は戦場から海兵隊員を運んできた
そして、私の死を兄弟姉妹のように悼む海兵隊員たちに、
私自身も恭しく運ばれてきた

私は若い

私は老いた

勇敢で、怖がりで、傷だらけだ

ロブ ローリー ボーイ、外科スチュワート、ファーマシストメイト、
病院衛生兵、IDC・・・・

私の肩書きは年月とともに変わってきた

平和を謳歌しながらも、海やジャングル、外国の都市、ワシントンD.C.、
そして白、褐色、珊瑚色、黒......あらゆる色の砂浜で、
戦争の痛みを感じてきた

白、褐色、珊瑚色、そして黒......私は自由で、地獄を味わった
硫黄島では古き栄光を得たこともある

私は潜水艦で盲腸を摘出し、戦闘のさなかに手足を切断した
通常の医療行為で期待をはるかに超える範囲の処置を数多く行った

私は、自分の国の海軍、海兵隊、陸軍、空軍の負傷者を治療するために、
自分の負傷も死も顧みることはなかった

私は海軍の中で最も多くの勲章を持っている
そのほとんどは、本人ではなく、妻や子供、あるいは母に贈られたものだ

私は、これまで戦ってきたすべての海兵隊員と、
船に乗って海に出たすべての水兵の命が存えたのは
"ドク "と呼ばれた人たちのおかげであることを、心の中で誇りに思う

すべての兄弟姉妹に幸せなバレンタインデーを

マーク・A・ライト

HMC(SS)、米海軍

2003年2月14日



■ CPO ギャレー



見ればわかる。
CPO(チーフ ペティ オフィサー)の巣、ではなく、ギャレー&メス。
海軍的にいうところの「ゴートロッカー」です。

No Entry Use Other Door
進入禁止 他のドアを使用せよ
という言葉がどうしてこんな大々的に看板に金文字で打ってあるのか。
そもそもこの部屋に「他のドア」があるのか。
このドアを使っていいのは誰なのか。

色々と疑問が湧いてきます。
すべての軍隊には「入隊」(Enlisted)と「徴兵」(Commissioned)
という2種類の兵隊がいるものですが、アメリカ海軍と沿岸警備隊には
4つの階級が存在します。

「入隊」(Enlisted)
任命されたCPO
任命されたウォラント(Warrant)
「徴兵」(Commissioned)

そのため、"チーフ "という称号はより特徴的なものとなります。

曰く、曹長は

知恵の泉である
親善大使である
人事関係の権威である
技術専門家である

海軍でも沿岸警備隊でも、そこここで使われる言葉、それが

"曹長に聞け "(Ask the Chief.)

だといえば、CPOが海軍でどんな存在なのかがわかるでしょう。

(あ、よかった『他のドア』があった)



Fouled Anchor ファウルアンカーという海軍用語があります。


ファウル(foul)とは、絡みつく、絡まるという意味の海事用語で、
一般的には、何かが間違っている、または困難であるという意味です。
帆船時代に生まれた言葉でもあります。

ファウル・アンカーとは、錨が海底の障害物に引っかかったり、
ストックやフルークにケーブルが巻きついたりした状態を指します。

そして、CPO、曹長の紋章にはこのファウルアンカーがあしらわれています。
錨は、曹長にとって、すべての下士官が日々耐えなければならない
試練と苦難を象徴する、曹長そのもののシンボルとされてきました。

錨、鎖、文字。
知らない人が見ると、単にアメリカ海軍の曹長を示す記号に過ぎませんが、
曹長にとっては、これらはより高貴で輝かしい意味を持っているのです。
たとえば、錨と鎖、『USN』のレターに、彼らはこんな意味を込めます。

U "は "Unity "
協力、調和の維持、目的と行動の継続性

S "は "Service(奉仕)"
神、仲間、そして海軍への奉仕

N "は "Navigation "
全人類、特に同胞である仲間のチーフとの取引において、
神と人の前にまっすぐに歩むことができるよう、自らを真の航路に保つこと

チェーン
柔軟性の象徴
私たちが日々、一本一本繋いでいく人生の鎖


私たちの魂に対するすべての神の約束の成就という希望と栄光の象徴
誘惑、苦難、迫害の嵐の中で、信仰を堅固に保ち、
自分のあるべき立場にとどまるよう励ますものである
■ CPOジョーク



CPOジョークを集めてみました。
これを読むと、CPOという人種の実態がわかってくるかもしれません。

「誰が犠牲になるか」

ヘリコプターの下に11人がロープでぶら下がっていた。
10人の海軍士官と1人の曹長である。

ロープは11人全員を支えるには十分な強度がなかったため、
多くが助かるためには誰か一人が手を放さなければならなかった。
しかし誰がその志願者になるかは決めかねた。

そのとき決然と曹長が名乗り出た。

「わたしは海軍のために何でもします。
家族を捨て、すべての経費を請求せず、見返りもなく多くの残業をする。
それが曹長だからです!」

彼が感動的なスピーチを終えると、海軍士官たち全員が拍手をし始めた。

「川を渡る力」

むかしむかし、3人の海軍士官が森の中を歩いていると、
突然、巨大な荒れ狂う川の前に立った。
しかし、彼らはどうしても向こう岸に行かなければならなかった。

しかし、こんな激流をどうやって?

最初の海軍士官はひざまずき、主に祈った:
主よ、どうか私にこの川を渡る力をお与えください!

主は彼に長い腕と丈夫な足をお与えになった。
これで彼は川を泳いで渡ることができた。
約2時間かかり、何度も溺れそうになった。

しかし、彼は成功した!

これを見た二人目の海軍士官は、主に祈って言った:
主よ、どうか私に力と、この川を渡るのに必要な道具をお与えください!

主は彼に桶をお与えになり、桶が何度か転覆しそうになったにもかかわらず、
彼は何とか川を渡ることができた。

この様子を見ていた3人目の海軍士官はひざまずいて祈った:
主よ、どうか私にこの川を渡る力と手段と知性をお与えください!

主はその士官を曹長に変えられた。

曹長は地図を一目見て、数メートル上流に歩いて行き、橋を渡った。

「マスターチーフと3人の中尉」

ある日、マスターチーフがランチを食べに、
キャプテンとオフィサーズ・クラブに行った。
メインダイニングに入ると、そこはかなり混雑していた。

空席が2つあるテーブルに3人の中尉が座っているのに気づいたので、
艦長は彼らに仲間に入れてもらえないかと頼み、
中尉たちは快く彼らを席に招いた。
彼らは昼食を注文し、食べながら会話がはずんだ。

話の流れで、マスターチーフが、これまで多くの士官を見てきて
特徴を観察してきた結果、その士官の来歴を割り出すことができると言った。

中尉たちは興味を持って、自分たちがどのようにして任命されたかを
当ててみたまえと彼に言った。

曹長は左側の中尉に向かい、ROTCを卒業したでしょうと言った。
驚いた中尉はどうしてわかったのか尋ねた。
マスターチーフは、中尉の会話から、
学歴は高いようだが、軍歴は浅いようだったからと答えた。

マスターチーフは次に、右側の中尉に、
OCSを経て入隊した経験があるでしょう、と言った。

この中尉も驚き、どうやって当てたのかと尋ねた。

マスターチーフは、やはり会話を通して、
しっかりとした軍歴を持ち常識を備えていることがわかったからと言った。

そして、テーブルを挟んで向かい側にいた中尉に、
あなたは海軍兵学校を卒業しているでしょうと答えた。

中尉はその通りだと答え、調子に乗って、高い知性、軍人としての姿勢、
その他海軍兵学校で身につけた優れた資質に気づいたからか?と聞いた。

曹長は、そのようなことはないと答えた。
彼はただ、中尉が兵学校のクラスリングをはめていたのを見ただけだった。
「提督への道」

長時間の民間フライトで、3人の男が並んで固くなって座っていた。

飛行機が水平飛行になった後、窓際の席の男が突然、
低い声ではっきりと自信たっぷりに言った。

「アメリカ海軍提督、退役。結婚して息子が2人、2人とも外科医です」

数分後、通路側の座席に座っていた男が、
口元に笑みを浮かべながらこう言った。

「アメリカ海軍提督、退役。既婚、2人の息子はともに裁判官です」

少し考えた後、中央の席の男が自己紹介することにした。
目を輝かせてこう宣言した。

「アメリカ海軍曹長、退役。結婚歴なし、2人の息子はともに提督です」


「ザ・マスターチーフ」

曹長はある日、新入りに気づき、執務室に来るよう吠えた。
曹長はまず、君の名前は何だ、と新入りに尋ねた。
ジョン、と新人は答えた。

マスターチーフは眉をひそめた。

「私は誰もファーストネームで呼ばない。
それは親しみを生み、権威の崩壊につながる。
スミス、ジョーンズ、ベイカー、としか呼ばない。
私のことは『マスターチーフ』としか呼ばせない。わかったか?」

「はい、曹長!」

「よろしい!では、君の苗字は」

新人はため息をついて言った。

「私の名前はジョン・ダーリング・マスターチーフです」

「・・・・さて、ジョン、次に言っておきたいことはだな」


「消えたチーフ」

第二次世界大戦中のある島嶼作戦で、
5人の人食い人種が通訳として海軍に雇われた。

機動部隊の司令提督が人食い人種を歓迎したとき、彼は言った。
「我々は君たちのサービスに対して十分な報酬を与える。
だから、水兵を食ったりはしないでくれ」

人食い人種は約束した。

4週間後、司令部の提督が戻ってきて言った。

「君たちはよく働いてくれているし、私は君たちにとても満足している。
しかし、我々の曹長の一人がいなくなった。
彼の消息を知っている者はいるか?」

人食い人種たちは皆、首を横に振った。
提督が去った後、人食い人種の酋長は村人に、
曹長を食った馬鹿者がこの中にいるといった。

ためらいがちに手を挙げた者に、酋長は言った。

「馬鹿者!どうせ気づかれないと思ってこの4週間、
少尉、中尉、中佐、そして司令官を食ってきたのに、
貴様はよりによって曹長を食っただと?」

「シーマンシップ・テスト」

ある時、OODが下士官のシーマンシップをテストすることになった。

「曹長、もし前方の見張りが海に落ちたらどうしますか?」

「簡単です。"Man Overboard "と叫びMan Overboardの手順に従います」
「それではオフィサーが船外に落ちたらどうしますか?」
曹長は言った。
「うーん・・・・・どっちのですか?」
註:Officerにはcommissioned(士官)と
non commissioned(下士官)がいる


「猿」

ある観光客がペットショップに入り、展示されている動物を見ていた。
彼がそこにいる間、下士官が店に入ってきて、
「シーマン モンキーをください」と言った。

店員はうなずき、店の脇にある檻に行き、サルを取り出した。
首輪とリードをつけ、曹長に手渡した。

驚いた観光客は店主に聞いた。
数百ドルですよ。どうしてそんなに高いんですか?

「ああ、あのサルはヘッドや通路を掃除したり、
船や格納庫の備品の定期メンテナンスをしたり、
複雑なアビオニクス・システムのトラブルシューティングや修理を
ミスなくこなしたりできるんだ。」

観光客は別の檻の中のサルを見た。

「そっちはもっと高いよ!$10,000! 何をするんですか?」

「GMT、CSTT、PRT、DC、3M、PQS、事務処理もできる。
本当に役に立つものばかりですよ」

観光客はもう少し辺りを見回すと、ケージに入った3匹目のサルを見つけた。
首には50,000ドルの値札がついていた。

「うわ高い!いったい何をするんだ?」
店主は答えた。

「まあ、実際に何をするのか見たことはありませんが、
納品書には『オフィサー』と書いてあります」
「理髪店」

ワシントンDC近郊の小さな町で、床屋が店を開いて商売をしていた。
若い海兵隊員がハイ&タイトに仕上げてもらいにやってきた。
床屋は若い海兵隊員に兵役について尋ね、世間話が弾む。
散髪が終わり、海兵隊員が財布を開くと、床屋は言った。

「国家への偉大な奉仕に感謝して、お金は結構です」

翌朝、床屋が店を開けようとすると、玄関先に箱が置かれていた。
箱の中には感謝の手紙とSEMPER FIの真っ赤なTシャツが入っていた。

同じ日の朝、若い陸軍のG.I.が散髪にやってきた。
同じように陸軍の話やその他の世間話をする。
散髪が終わると、G.I.は立って財布に手を伸ばす。
床屋は言う。おごるよ。国のために働いてくれてありがとう。

翌朝、男が床屋を開けると、玄関先に
陸軍のボールキャップと礼状が入った箱が置かれていた。

同じ日、マスターチーフが散髪にやってきた。
彼はフルドレスブルーに身を包んでいる。

理髪師は感心し、また同じことが起こる...軍務についての世間話だ。
マスターチーフがお金を払おうとすると、またしても店主は言った。

「偉大な国家への奉仕に感謝して(略)」

翌朝、床屋が店を開けようとすると、
玄関先に3人の曹長がいた。

「老いた塩」

ある年老いた戦艦の提督が死んだ。
ペテロは彼を温かく迎え入れた。

「あなたは国によく仕えたのだから、天国に入ることができる」

提督は門をくぐり、聖ペテロに歩み寄った。

「ここに海軍曹長がいないことを祈るよ。
彼らは人間の中で最も無作法で、最も不愉快な種類だ。
もし彼らがここにいるのなら、私は中に入らない」

「心配はいりません、提督。
天国に入ったチーフはいません。
ここには一人もいませんよ」
そうして、提督は天国に向かった。

しばらくして、提督は驚くべき光景に出くわした。
それは、カーキ色の服を着て、頭に駐屯地の帽子を少しかぶり、
片手にはほとんど空になったジャック・ダニエルのボトル、
そして両腕には美しい女性。

憤慨した提督は、あわてて聖ペテロのところに戻り、彼に詰め寄った!

「あれは何なんだ。」

心配しないで、提督、聖ペテロは優しく言う。

「あれは神です。彼は自分がチーフだと思い込んでいるだけですよ」

「司令部長の選考」

ある若い海軍士官が交通事故に遭った。

なぜか両耳は切断されたが、身体的な障害はなかったため、
彼は軍に残り、最終的には提督となった。
しかし、彼は自分の外見に非常にセンシティブなままだった。

ある日、提督が3人の曹長と面接していた。
最初のマスターチーフは水上戦タイプで、素晴らしい面接結果だった。
面接の最後に、提督は彼にこう尋ねた。

「私について人と違ったことがあると思うか」

水上戦のマスターチーフはこう答えた。

「あなたには耳がありません」

提督はこの無粋な態度に激怒し、彼を執務室から追い出した。

2回目の面接は航空マスターチーフで、彼は最初の人物よりもさらに優秀で、
人事ファイルもはるかに良かった。
面接の最後に、提督は彼に同じ質問をした。

航空曹長はこう答えた。

「あなたには耳がありません。」

提督は彼を追い出した。

三人目の面接は潜水艦曹長だった。
彼は明晰で、非常に鋭く、他の2人を合わせたよりも
多くのことを知っているようだった。
提督はこの男を気に入り、同じ質問をした。

驚いたことに、潜水艦曹長は言った。

「はい、あなたはコンタクトレンズをしていますね」

提督は感心して、なんて観察力のある曹長なんだろうと思った。
その上この人物は私の耳について何も言わない。

提督はなぜそれがわかったのか尋ねた。

その潜水艦の曹長はこう答えた。

「はい、耳もないのにメガネをかけるのは難しいですから」

「全能の下士官の力」
旅客機が離陸しようとしたその瞬間、5歳の男の子が癇癪を起こした。

困惑した母親が、何をなだめようとしても、
少年は激しく叫び続け、周囲の座席を蹴り続ける。

突然、飛行機の後方から、アメリカ海軍曹長の制服を着た年配の男性がきて
苛立つ母親が息子に向かって振り上げた手を止めた。
白髪で礼儀正しく、物腰の柔らかい曹長は身を乗り出し、
自分の襟の方に手をやって少年の耳に何かをささやいた。

途端に少年は落ち着きを取り戻し、母親の手をそっと取り、
静かにシートベルトを締めた。
他の乗客は皆、自然に拍手をした。

チーフがゆっくりと席に戻ろうとすると、客室乗務員が彼の袖に触れた。

「あの少年にどんな魔法の言葉を使ったのか、お聞きしてもいいですか?」

彼は穏やかに微笑み、そっと打ち明けた。

「この錨、ストライプ、バトルリボンを見せて、これをつけている者は、
乗客を一人を飛行機から放り出す権利がある、と言ったんです」

「チーフと提督」

チーフと提督が同じ日に死んで天国に行った。
天国に着くと、聖ペテロが二人に、天国の新しい家に案内すると言った。

提督の新しい家に着くと、プールやテニスコートもある、
ゲート コミュニティーにある美しいマンションだった。
提督はそのマンションにいたく満足した。

聖ペテロは、チーフにどこに住むか見せてあげるから来なさい、と言った。
提督は、まだ天国をあまり見たことがないので、一緒に行きたいと言い、
3人はチーフの新しい家を見に行った。

大きな丘に着くと、彼らは車を走らせ、巨大な邸宅に入った。
チーフが新居の調査をしている間、提督はペテロを横に引き寄せて言った。
「なぜチーフの家はこんなに大きくて、
私の家はマンションなのか理解できない。
地球上では私は提督で、彼はただのCPOだったのに!」

聖ペテロは言った。

「提督、あなたはわかっておられない。
天国には提督はたくさんいるが、チーフはめったにいないのです」

「ベスト」

兵士、水兵、空兵、海兵が、どの軍がベストかについて口論をした。
口論は白熱し、最終的には互いの殺し合いにまで発展した。

そして彼らは天に召され、天国のパーリーゲートにいることに気づいた。
そこで彼らは聖ペテロに、どの軍が一番優れているかと尋ねた。

聖ペテロは即座に答える。

「今度神様に会ったら、お考えをうかがってみます」

しばらくして、4人は聖ペテロに再会した。
彼らは神からの返答が得られたかどうかを尋ねた。

すると突然、白く輝く鳩が聖ペテロの肩に舞い降りた。
鳩のくちばしには、きらきら光る金粉のついたメモが入っていた。

聖ペテロは4人に言った。

「主が何とおっしゃっているか見てみましょう」

トランペットが鳴り響き、金粉が宙に舞い、ハープがクレッシェンドを奏で、
聖ペテロは4人の若者たちにメモを読み上げた。

覚書

To:兵士、水兵、海兵隊員、航空兵

From: 神

件名:どの軍務が最高か

諸君、軍隊のすべての部門は名誉ある高貴なものです。

あなた方一人ひとりが、立派に国に貢献しているのです。

アメリカ軍の一員であることは、特別な敬意、賛辞、
献身を保証する特別な召命を意味するといってもいいでしょう。

そのことを誇りに思ってください。

敬具
GOD CPO USN (Ret.)


「いびきをかく男と同室」

曹長が小さな町に入る頃には、ホテルの部屋は満室だった。

「どこかに部屋があるはずだ、ベッドだけでもいい、どこでもいい」

と彼は懇願した。
「ああ、ダブルの部屋ならあるんだが・・・海兵隊のガニー(砲手)だ。
でも実を言うと、彼はいびきがうるさくて、
過去に隣の部屋の人から苦情が来たことがあるんだ。
あなたにとって割に合うかどうかわかりませんよ」

「大丈夫です」

と疲れたチーフは断言した。
翌朝、チーフは目を輝かせて朝食にやってきた。

「よく眠れましたか?」

「よく眠れましたよ」

マネージャーは感心した。

「もう一人のいびきはどうでした?」

「いや、すぐに黙らせましたよ」

「どうやったんですか?」

「部屋に入ったとき、奴はすでにベッドにいていびきをかいていたので、
頬にキスをして『おやすみ、きれいだね』と言ってやりました」


「魔法のランプ」

二等下士官、一等下士官、曹長が昼食をとるために船を降りていた。
公園を横切る途中、彼らはアンティークのオイルランプに出くわした。

それをこすると、煙の中から精霊が出てくる。

「3つしか願いを叶えられないから、各自1つずつ願いを言うがいい」

「まず私から!」

と二等兵曹が言う。

「バハマでスピードボートに乗って、美女に囲まれて、
何不自由なく暮らしたい!」

パッ!彼は行ってしまった。

次は俺だ! 一等下士官が言う。

「ハワイで、専属のマッサージ師とビーチでくつろぎながら、
無限のピニャコラーダと美女に囲まれていたい!」

パッ!彼は去った。

次はお前だ、とジーニーはチーフに言う。
チーフは言った。
「昼食後すぐにあの二人をフネに戻せ」
続く。


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