自衛艦旗降下 @ 神戸埠頭〜海上自衛隊 平成31年 近海練習航海
大阪シェラトンホテルで行われた水交会主催による壮行会のあと、同ホテルに宿泊して次の夕方、わたしは「かしま」艦上におけるレセプション出席のために昨日練習艦隊をお迎えした神戸に向かいました。 レセプション終了後、1日二本しかない羽田行きの最終に乗るため、先に神戸空港のコインロッカーにトランクを預けてきました。...
View Article練習艦隊電飾と神戸山麓の電飾〜海上自衛隊平成31年近海練習艦隊
神戸港が薄暮から夕闇に沈んでいく瞬間、電飾の灯る「やまゆき」の向こうに「KOBE」という文字が山麓に灯っているのが見えます。 この山麓電飾は20分おきに文字と帆掛船の形に変わるというもので、この左側には昔ながらの神戸市章と錨のマークがあります。 映画「火垂るの墓」でもこの山麓電飾が描かれていましたが、これは昭和8年から始まり、終戦前後の数年間を除きずっと神戸のシンボルとなっています。...
View Article卒業証書授与〜海上自衛隊幹部候補生学校 卒業式
さて、それでは改めて幹部候補生学校卒業式についてお話しします。ただし、その前日からのツァー行程については、練習艦隊関連記事がすんでからということで。 バスが幹部候補生学校前に到着しました。運転手さんが左折できなくて困っています。 学校の看板と一緒に撮影をするのに列を作る卒業生と家族、その人たちにクラクションを鳴らすのを躊躇ったからでした。...
View Article海上自衛隊 呉地方総監部 平成最後の観桜会
3月の最終には恒例の呉地方総監部観桜会が行われました。ご招待頂いて行ってまいりましたので、ご報告します。 今年は例年より早めの桜開花となった関東ですが、出発当日はどんよりした曇り空で、コートが手放せない肌寒さ。 2年前の呉では氷雨(一部雪)が降ったことを考えても、この時期のお天気と桜の咲き具合は予想できないものです。 さて、今年はどんな観桜会となるのでしょうか。...
View Article練習艦隊電飾と神戸山麓の電飾〜海上自衛隊平成31年近海練習艦隊
神戸における練習艦隊プレゼンツ「かしま」レセプション、日没時刻になり自衛艦旗降下が終了しました。 神戸港が薄暮から夕闇に沈んでいく瞬間、電飾の灯る「やまゆき」の向こうに「KOBE」という文字が山麓に灯っているのが見えます。 この山麓電飾は20分おきに文字と帆掛船の形に変わるというもので、この左側には昔ながらの神戸市章と錨のマークがあります。...
View Article海上自衛隊 呉地方総監部 平成最後の観桜会
3月の最終には恒例の呉地方総監部観桜会が行われました。ご招待頂いて行ってまいりましたので、ご報告します。 今年は例年より早めの桜開花となった関東ですが、出発当日はどんよりした曇り空で、コートが手放せない肌寒さ。 2年前の呉では氷雨(一部雪)が降ったことを考えても、この時期のお天気と桜の咲き具合は予想できないものです。 さて、今年はどんな観桜会となるのでしょうか。...
View Article呉地方総監部観桜会〜呉地方総監の喇叭譜「君が代」
週末、呉地方総監部で行われた「平成最後の観桜会」、残念ながら桜はほとんど楽しむことはできませんでしたが、代わりといってはお釣りの来そうなサプライズが待ち受けていました。...
View Article同期の桜と「もう一つの同期の桜」〜第一術科学校観桜会
呉地方総監部で行われた観桜会に参加した次の日は、江田島の幹部学校での観桜会に参加しました。 呉から江田島まで地道を通っていくと1時間はかかりますが、ちょうど良いフェリーの時間があればそれに乗ればあっという間です。 指定された時間にちょうど良いタイミングで便があり、見ていると乗り込んでいくのはほとんどが観桜会の客のようでした。わたしたちの前にいる車にも、見たことがある人が乗っています。...
View Article四月七日の父子桜〜第一術科学校春季広報行事 観桜会
江田島・第一術科学校における観桜会のプレイベント、校内見学が続いております。 幹部候補生にとってはいろんな意味で思い出深い(といわれる)第3グラウンドを見ながら取り壊し予定の鉄筋コンクリ旧教官室と教育参考館のビルの間の道を抜けてここまできました。 今日は時間がかかってしまうので教育参考館内の見学はありません。...
View Article「平成最後の桜」〜江田島・第一術科学校春季広報行事 観桜会
さて、江田島の第一術科学校で行われた春季広報行事としての観桜会、招待客のほとんどが参加した校内見学ツァーを終え、グループごとに会場となる食堂まで到着しました。 江田島市長明岳氏が続いてご挨拶。 呉でも思いますが、それ以上に江田島という土地は、自衛隊、というか第一術科学校と幹部候補生学校と地元との関係が良いと感じます。...
View Article桜花〜スティーブン・F・ウドヴァー-ヘイジー・センターの桜〜スミソニアン博物館
スミソニアン博物館別館、スティーブン・F・ウドヴァー-ヘイジー・センターには第二次世界大戦時アメリカと干戈を交えた枢軸国からあくまでも「イタリア抜きで」(笑)、つまり日独の軍用機が多数展示されています。 このほとんどが、終戦後、アメリカが相手国に乗り込んで破壊される前の軍用機を接収し、空母に積んで本国に持ち帰り、海軍と空軍のパイロットに実際に操縦させて性能を評価したものです。...
View Article「ネルソンの遺髪」と「正気放光」〜第一術科学校 教育参考館展示
またもや江田島第一術科学校の内部について書いているわけですが、今回は卒業式、観桜会とは別に内部見学をした時についてです。 大講堂の貴賓室に始まり、赤煉瓦の生徒館「モッくんロード」を通り抜けると、案内コースは教育参考館の前にやってきます。 観桜会でも卒業式でもだいたいそういうコースですが、一般公開のツァーでも、兵学校同窓会の時でも、生徒館の廊下は通ることができませんでした。...
View Article「海軍大将一同に会す?」〜海上自衛隊 第一術科学校 教育参考館展示
前回に続き、この3月に二回にわたって訪れた江田島の教育参考館で、心に残ったものについて書いています。 💮 東郷元帥のカールツァイス製双眼鏡 昔、三笠博物館にいったとき、ロジェストベンスキー提督が乗っている駆逐艦「ヴェドヴィ」を発見し、お手柄をあげた若き中尉、塚本克熊のカールツァイスの双眼鏡が展示されていたのでそれについて書いたことがあります。 東郷長官と塚本中尉のツァイス...
View Article「帽振れ」〜海上自衛隊の離着任行事
色々と話が途中ですが、今日は、いつも写真を提供してくださるKさんが「桜花」の記事を見て送ってくれた修武臺記念館の写真を紹介します。 何度も訪れていながらこんな立派な博物館があることを知りませんでした。航空自衛隊入間基地の修武臺記念館です。...
View Article堀内豊秋大佐の肖像〜海上自衛隊 第一術科学校 教育参考館展示
教育参考館の展示であと一つだけお話ししたいことがありますが、その前に、この度の見学で見た賜餐館の写真をご紹介しておきます。 賜参館は、あくまでわたしが調べたところによるとですが、昭和11年のご行幸(前回ご行啓と書いてしまいましたが、天皇陛下お一人だったようです)の際の兵学校ご訪問の際、ご休憩を賜るために建てられました。 入り口に置かれた自衛隊の錨のマーク入りマット・・・欲しい。...
View Article「空母いぶき」と「ハンターキラー潜航せよ」〜二つの日英海戦映画
先日、知人からショートメールが入りました。 「公開中のハンターキラー潜行せよを観てきました。潜水艦好きにはたまらない映画でした」 なんと、いまどき潜水艦映画? このブログを始め、戦争映画について数々取り上げてきましたが、その期間を含め、潜水艦ものが公開されたのは初めてです。世に、 「潜水艦映画にハズレなし」...
View Article艦橋と集中制御室〜掃海母艦「ぶんご」見学その1
今年の幹部候補生学校の卒業式には、すでにここで述べたように前日の見学を含むツァーにご招待いただくという形での参加になりました。 卒業式のご報告が全て終わった今、あらためて卒業式前日の見学からお話しさせていただこうと思います。...
View Article再圧室と「リーマス」〜掃海母艦「ぶんご」見学その2
さて、掃海母艦「ぶんご」の艦内ツァーは、政治家、官僚、政治評論家、学者、弁護士、その他(わたし)という招待客を引率して行われました。 ところでこのメンバーにどうしてわたしが混じっているのでしょうか。こうやって書いてみると我ながら実に不思議ですね。...
View Article「モラルはスカイハイ」戦後からペルシャ湾までの掃海〜海上自衛隊呉史料館展示より
幹部候補生学校卒業式に伴う研修行事で、掃海母艦「ぶんご」見学の後、バスに乗り込んだら、行き先は「てつのくじら館」でした。 「てつのくじら館」、正式名称海上自衛隊呉史料館、もちろんわたしはここに数え切れないほど来ているのですが、こういう研修で案内がフルで付くタイプの見学は考えたら初めてのことです。...
View Articleドルフィンマーク〜海上自衛隊呉資料館展示より
幹部候補生学校卒業式に伴う研修会ツァーで、呉にある海上自衛隊呉史料館、(通称てつのくじら、略称てつくじ)の見学をしました。 海上自衛隊発足前からの掃海の歴史とペルシャ湾掃海など史料館の掃海コーナーが終わると、そこからは潜水艦展示です。 終戦後、海上自衛隊が初めて所有した潜水艦はアメリカ製、しかも対日戦で使われたガトー級潜水艦「ミンゴ」でした。...
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