観閲始まる〜海上保安制度創設70周年記念観閲式
平成30年海保観閲式にわたしが乗り込んだ巡視船「いず」は「プップ〜〜〜」という出航合図とともに横浜の第3管区海上保安本部の岸壁から出航いたしました。 出航時間は1200。海保でもこれを「ヒトフタマルマル」というのかどうかは知りません。 出航するとすぐ、横浜のベイブリッジ下を通過することになります。この頃には舫は皆大きなキャプスタンに巻き取られています。...
View Article「はたかぜ」登場〜海上保安制度創設70周年記念観閲式
海上保安庁観艦式は、横浜会場防災基地から出航した「いず」を先導として、晴海埠頭から出航した「やしま」「そうや」「だいせん」が単縦陣になり、受閲船隊、観閲船隊が向かい合わせに進行しながら行われます。 まず船艇の観閲式で、大型船が通り過ぎました。続いては小型巡視船です。 ここからは第二小隊、1番船は銚子から来た「らいざん」型巡視船、PS13「つくば」。...
View Article人命救助・防災訓練〜海上保安制度創設70周年記念観閲式
海保観閲式、艦艇の観閲が終了しました。当ブログ的には延々とお話ししているようですが、実は船隊のパレードが始まってから終了するまで7分しかかかっていません。 しかし進行は「ミリミリ」というわけではなく、幅を持たせてあり、観閲が開始されたのはわたしのカメラの記録によると1414、開始予定時間を14分も経過してからのことでした。 観閲に予定された12分のうち残りの8分で航空機の観閲が行われました。...
View Articleテロ容疑船制圧訓練〜海上保安制度創設70周年記念観閲式
海上保安庁の観閲式に続く訓練展示、まず「人命救助」から始まりました。海保の任務は「海の安全を守ること」ですが、同時に警察組織でもあるので、次なる展示は「取り締まり」のための訓練です。 この写真もやはりKさんから頂いたものですが、使用許可をいいことにちゃっかり冒頭に持ってくるのだった。 しかしすごいなあ、「だいせん」からはこんな角度で見えたのか・・・。...
View Article高機動訓練とフェアウェル(と宮古島まもる君)〜海上保安制度創設70周年記念観閲式
海保観閲式、訓練展示の最大の山場ともいえる「テロ制圧訓練」が終わりました。 わたしが写真を撮っていたのは、この甲板の最後尾から。上級機種カメラ持ちの「リピーター」は画面右奥を最上席と定め、ここから撮るために早朝から並んでいたそうです。 でも、テロ制圧訓練なんかは遠くて撮りにくかったと思うな。...
View Article観閲式終わる〜海上保安制度創設70周年記念観閲式
前回「宮古島まもる君」の紹介で力尽きてしまった海保観閲式のフェアウェル、気を取り直して続きと参りましょう。 やはり石垣第11管区の「ざんぱ」です。 「ざんぱ」の所属する部隊は尖閣警備専従部隊として日夜最前線での警備警戒を続けています。 甲板では三線(さんしん)の演奏をしている人が二人、あとはそれに合わせてエイサーを踊っていると思われます。...
View Article帰港〜海上保安制度創設70周年記念観閲式
本項制作時、大阪を震源とする地震がおきました。 被害については報道されているのでここでは重複を避けるとして、陸海空自衛隊の出動部隊についてメモ程度ですがここに記しておきます。 陸上自衛隊第36普通科連隊(伊丹駐屯地) 海上自衛隊舞鶴地方総監部第24航空隊 海上自衛隊第24航空隊(小松島) 海上自衛隊徳島教育群 海上自衛隊阪神基地隊 航空自衛隊第6航空団救難隊(小松) 各地方協力本部...
View Articleウミネコの蕪島と種差海岸〜青森・八戸訪問
いろんな行事が相次いで、それについてお話しすることを敢えて優先したため、ずいぶん昔のことになってしまいましたが、一泊二日の泊りがけで秋田県八戸市を訪問したときの話をしようと思います。 この旅の目的は、八戸にある海上自衛隊基地への表敬訪問です。 まだ山麓には雪がうっすらと残っていますが、実は連休の後です。...
View ArticleP3-Cオライオン見学〜海上自衛隊八戸航空基地
というわけで、青森県は八戸市に初めて新幹線でやってきたわたしたち。八戸観光の後、地元の食材を使った美味しい料理に舌鼓を打ち、明けて翌朝。 約束の時間に、お迎えの車を運転してきた自衛官が海自迷彩の戦闘服(って言ってもいいですか)を着て別人になっていたのに目を見張りました。確かに昨日と同じ人なんだけど雰囲気が・・・制服マジックって、すごい(笑) 坂を登っていくと、住宅街に忽然と現れる航空基地の看板。...
View Article空対艦ミサイル〜海上自衛隊八戸航空基地
海上自衛隊八戸基地はP3-Cの航空基地です。 「八戸基地を見学してきました」 とパイロット出身の将官にご報告したところ、懐かしそうに、 「八戸はわたしがウィングマークを取った想い出の基地です」 格納庫で見学を終わった後、わたしたちは広大な基地内をマイクロバスで順次見学して回ったのですが、その施設見学中、案内の方が 「彼は今パイロットの資格を取るためにここで修行してます」...
View ArticleP-3Cエンジン部品換装作業を見る〜海上自衛隊八戸航空基地
日本国自衛隊は、陸海空そのいずれもが航空機を持っています。 航空自衛隊はもちろん固定翼機、回転翼機のいずれもを、そして陸自は陸上で展開するための回転翼機のみを所有しています。 これに対し回転翼機、飛行艇、そして固定翼機を保有するのが海自です。...
View Article航空警備隊 救難消防車〜海上自衛隊八戸航空隊
さて、格納庫でP-3Cの機体と、エンジン部品換装の貴重な瞬間を見せていただいた後は、航空隊基地に必須の消防施設です。 冒頭youtubeは、ここに装備されている消防車の放水の様子です。 この時に哨戒に出ている飛行機は2機だと思うのですが、エプロンには見渡す限り2機しかP-3Cの姿はありません。...
View Article地下指令室とZ (ズールー)時間〜海上自衛隊八戸航空基地
八戸航空基地見学シリーズの途中ですが、ご報告しておきます。当ブログで折に触れご紹介してきた呉地方総監の「愚直たれ」がついに全国ネット、しかもメジャーな番組で紹介されたそうです。 わたしでも知っている「王様のブランチ」。 ここでも食レポをさせていただいた「愚直たれ使用によるホットドッグ」を、海自呉資料館(別名『てつのくじら館』)で出演者が食べるという企画です。...
View ArticleF-14トムキャットと映画「トップ・ガン」〜空母「ミッドウェイ」博物館
さて、久しぶりですが、空母「ミッドウェイ」の話題に戻ります。ちょうど八戸航空基地の話題が終わった後ですが、「ミッドウェイ」も艦内の説明を終わり、ちょうどフライトデッキに出てきたところ。 ここからの「ミッドウェイ」の話題は、フライトデッキに展示されている多くの航空機に焦点を絞っていこうと思います。...
View Article彼女が曳航される日〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」シリーズの続きですが、皆様にお断りがあります。 艦内の見学がすっかり終わったと思って甲板に出てしまい、ハンガーデッキのF-14のお話に移ってしまったのですが、なんと、まだデッキの下部分が終わっていませんでした。 航空機シリーズが始まると思って楽しみにしていた方がいたら大変申し訳ないのですが、もう一度艦内に引き返していただきたいと思います。...
View Articleメタルショップと片腕の修理屋〜空母「ミッドウェイ」博物館
さて、空母「ミッドウェイ」艦内探訪、いよいよ最後の部分になりました。郵便局を過ぎると、機関室です。 はっきり言ってわたしが一番「お手上げ」なのがこの部分。説明がなければ何を行うものか想像すらつきません。 この狭い部屋では部品を展示していましたが、実際にここでこのような部品の調整をした訳ではないと思います。その心は狭過ぎるから。(という程度のことしかわからない) 部屋の外側には...
View Articleアンレップ、コンレップ、バートレップ〜空母「ミッドウェイ」博物館
次のコーナーのテーマは「貨物」。「ミッドウェイ」に運び込まれる荷物についてです。 まるでベンチのような木箱には ROCKETS, HEAT. H.E.,3.5 INCHM2BA2, w/ FUSE ANMFA2QTY.4 と記されています。 例えば乗員のみんなが食べる朝ごはん一つとっても、その材料はどこから海軍基地に来るのでしょう、ということで流通ルートが記されています。...
View Articleホエールと呼ばれた「スカイウォリアー」〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」の見学、メインデッキにあるギャレーやメス、医療施設であるシックベイなどの乗員の生活空間などの見学を終わりました。 順路を進んでいくと、外側の階段に続いていました。階段を登っていくとそこがハンガーデッキ階に当たるところです。 ハンガーデッキ階の高さに当たる踊り場に、ライフラフトが展示してありました。 Life Laft とは日本語で救命いかだです。 型番はMark 6...
View ArticleF9F「クーガー」空中給油の長すぎるブーム〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」のハンガーデッキに展示されている航空機を一つづつ懇切丁寧に紹介しています。 うおおっ、これはまたいかにも時代を感じさせるシェイプの飛行機。艦載機として生まれた飛行機そのものといった翼の形をしているではありませんか。 Grumman F9F 「パンサー」Panther...
View Article振り向けば、エアボス〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」の飛行甲板から見た艦載機エレベーターです。前にもご紹介しましたが、「ミッドウェイ」博物館はエレベーターをハンガーデッキ階に固定して、カフェというか休憩所として解放しています。 ここで買ってきたパックのサンドウィッチやバーガーを食べながら航空機やこの前の広場の巨大な「水兵とナースのキス」像、そして眼前に広がるサンディエゴの眺望を楽しむこともできるのです。...
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