自衛艦旗降下〜平成三十年度 海上自衛隊練習艦隊 「かしま」艦上レセプション
晴海埠頭における練習艦隊艦上レセプションが始まって33分が経過した時、場内のアナウンスが、今から自衛艦旗を降下するというお知らせを行いました。 大阪港の時には同じ「かしま」の艦上が東京の倍の人口密度だったため、自衛艦旗降下といっても艦尾に行くこともできなかったわけですが、今回は、アナウンスを聞いてから難なく艦尾に到達し、最前列で写真を撮るということができました。...
View Article乗艦〜平成三十年度 練習艦隊 体験航海
「かしま」艦上で行われたレセプションから明けて一夜、わたしたちは再び晴海にやってきました。 晴海埠頭にはいつも車でやってくるのですが、今日は電車でJR新橋からタクシーです。なぜなら今日は晴海から横須賀までのワンウェイだからです。 出港前、晴海のターミナルからレインボーブリッジを望むテラスから撮った写真。今日は素晴らしい体験航海日和になりそうな空の色です。...
View Article海上保安制度創設70周年記念観閲式
ここのところ頂いたコメントに全く返事ができない状態が続いておりますが、その理由は、またしてもイベントがいくつも重なってしまったからです。 その中にわたしにとって未知の世界、海上保安庁の観閲式&訓練展示がありました。 海上保安庁。 自衛隊とは方向性は違えども同じ海の防人であるこの組織に、このわたし、興味がないどころではなかったのですが、残念ながらこれまで全くといっていいほどご縁がありませんでした。...
View Article遠洋練習航海出航行事〜平成三十年 海上自衛隊練習艦隊
海保の観閲式のことをお話ししたと思ったら昨日は練習艦隊の出航だったため、体験航海も海保もまだ全く触れていない海自基地隊見学も一切置いておいて、この出航行事をお伝えしたいと思います。 冒頭画像は儀式が始まる前の横須賀地方総監部岸壁の様子です。手前の白い塊が実習幹部たち、その向こう儀仗隊と海曹海士です。 これら一連の写真は、以前も降下始めの時に写真をお借りしたKさんの撮ったもの。...
View Article鹿島立ち〜平成三十年 海上自衛隊遠洋練習艦隊出航行事
平成三十年度遠洋練習航海に出航する海上自衛隊練習艦隊、出航に向けた激励のための儀式を終え、乗員は岸壁から練習艦「かしま」に乗艦していきます。 「かしま」乗員が出航作業を粛々と行う中、前甲板側の舷梯から乗艦した実習幹部たちが行進曲「軍艦」に乗って行進し、整列を行います。 今年の実習幹部は右舷後方に横4列に並んで帽振れを行うようです。 左から二人目にタイ王国からの留学生の姿がありますね。...
View Article出航作業〜平成三十年 海上自衛隊練習艦隊 体験航海
さて、練習艦隊は5月21日に出航し、今現在も平均時速12.7ノットで一路インドネシアに向けて航行しているわけですが、当ブログでは少し時間を巻き戻し、体験航海の続きについてお話ししたいと思います。 わたしとTOが格納庫に呼び戻されたのは、出航時間に人員を把握するため、エスコートの自衛官がグループに招集をかけたからだとわかりました。...
View Articleローター稼働展示と先導艦交代〜平成三十年 海上自衛隊練習艦隊 体験航海
体験航海では、一般乗客のために艦内でイベントが用意されますが、ヘリ搭載艦「まきなみ」では、搭載ヘリのローターを回して、その風力を体で感じてもらう、という企画(たぶん)が行われました。 格納庫にはロープが張られ、皆が見守る中、周りの手すりを全て取り払う作業が始まりました。 艦内で甲板の手すりが全くなくなるのを見るの初めてです。ローターを回転させるだけであっても、こうすることに決まっているようです。...
View Article掃海殉職者追悼式を政治利用?する野党議員
毎年5月の最終週末には、高松の金毘羅宮にある掃海隊殉職者慰霊碑の前で、戦後日本の近海における掃海活動に従事し、殉職した七十九柱の御霊を追悼する殉職者追悼式が行われます。 わたしは、前日の立て付けに続き前夜掃海母艦で行われる艦上レセプション、そして追悼式に今年も参加して参りました。...
View Article「彩雲」〜平成三十年度 海上自衛隊遠洋練習艦隊 体験航海
練習艦隊が晴海から出航地である横須賀に移動する際に一般見学者と乗員の家族などを乗せてクルーズする特別企画、体験航海に、今年は同乗させていただいております。 艦内で行われる最初の展示であるヘリのローター稼働がおわり、「かしま」が当艦「まきなみ」を追い越す際に行われる登舷礼、発光信号が実際に送られている様子を見るなど、次々に見学者にとっては見逃せないイベントが続きます。...
View Articleオペレーション『MOE』〜平成三十年度 練習艦隊 体験航海
格納庫前ヘリ甲板で手旗信号と信号ラッパの展示が終わったとき、わたしたち御一行様にエスコート役のイケメン自衛官が招集をかけました。 「これから艦内の見学を行いますので私についてきてください」 ツァーはここから出発です。 「クラッシュクルー レスキューツール」。 うーん・・・意味はよくわかりますが、 「クラッシュした場合にレスキューに当たるクルーのツール」 なのか、...
View Article海の儀礼〜平成三十年度 海上自衛隊練習艦隊 体験航海
晴海から横須賀までの体験航海もそろそろ終わりに近づいてきました。 簡単な艦内ツァーを行なった後、わたしたちはブリッジに上がり、そこで入港の様子を見学することになりました。 最初、わたしは右舷側ブリッジのウィングに落ち着くことにしました。そこに今回のツァーのアレンジをしてくださった幹部校の方がおられたので、ご挨拶などをしておりますと・・・・・、...
View Article横須賀入港〜平成三十年度 海上自衛隊練習艦隊 体験航海
さて、朝10時に晴海を出港してここまで着た時、時計は1240を指していました。「まきなみ」、いよいよ横須賀に入港です。 米軍基地のこんな様子も船の上からしか見ることはできません。ちなみにレンガの建物の 「DRY DOCKS 5↔︎4」...
View Article護衛艦「いずも」の電飾 @ 横浜大さん橋
この週末、息子の卒業式セレモニーが二日続けてありました。その1日目が終わり、一人で車を走らせていたところ、知人からこのような写真が届きました。 「今日は横浜大桟橋でいずもの一般公開をやっているようですね。 大きさが実感?出来るように海軍の空母と並べて見ました。上の写真で上から大鳳、いずも、翔鶴です。 いずもは引けを取りません。カッコいいと思います。」...
View Article卒業式
「いずも」電飾の欄にも少し書きましたが、先週末息子が高校を卒業しました。公立校しか知らなかったわたしには私学の卒業式は初めてのこと(そして最後)です。ちょっとイベントとしても面白かったので、この場を借りてご報告します。 全てにおいて物事を確認するのが後手後手に回る傾向のわたし、息子に「卒業式っていつだっけ」と聞いたとき、実は同日に行われた阪神基地隊の開隊記念行事に行くという返事をした後でした。...
View Article平成三十年度 掃海隊殉職者追悼式 於 金刀比羅神社〜参拝
わたしが掃海隊殉職者追悼式の本番前日に現地に向かったのは、たてつけに続く幹部の本殿参拝とリハーサルを見るためでした。 自衛隊で儀式などの会場を設営することを「たてつけ」というのですが、耳ではよく聞くこの聞く言葉、今タイプしていて 「建て付け」なのか「立て付け」 なのかわからなかったのでひらがなで記しました。どなたか正確なところをご存知の方がおられましたら教えてください。...
View Article立て付け〜平成三十年度 掃海隊殉職者追悼式 於 金刀比羅宮
さて、金刀比羅宮の一角にある掃海隊殉職者の慰霊碑前で、明日執り行われる予定の追悼式の立て付けが行われています。 前回「建て付け」か「立て付け」かふと疑問に思ったと書いたところ、エントリがアップされてすぐ、元自衛官から一言 「立て付けなり」 というメールをいただきました。...
View Article「うらが」艦上レセプション@高松港〜平成三十年度 掃海殉職者追悼式
金毘羅宮で次の日に行われる掃海殉職者追悼式の立て付けが終了しました。 立て付け終了後、執行者呉地方総監、掃海隊群司令ら幹部が信仰について司会役の総務課長らと問題点の洗い直しをしています。 なんか無駄にかっこいい。 その後、車で1時間かけ、高松市内のホテルにチェックインしました。...
View Article「掃海隊員の歌」〜平成三十年度 掃海隊殉職者追悼式 於 金刀比羅神社
金毘羅宮における本年度の掃海隊殉職者追悼式が行われる日になりました。 車は追悼式終了後の食事会が行われる旅館の駐車場に停めて、そこから出発しているシャトルバスで会場近くまで運んでもらい、そこから少し参道を下っていくと追悼式会場です。 山門前には「五人百姓」といって、古くから金刀比羅宮に奉仕してきて境内で商売を許された五軒の飴屋さんがあります。...
View Article乗艦〜海上保安制度 創設70周年記念観閲式及び総合訓練
掃海隊殉職者追悼式についてのご報告も終わり、ようやく海保観閲式の話題に戻ることができます。 ところで、当ブログエントリのカテゴリーには、海保の観閲式をカテゴライズするものがなくて、どうしようと悩んだ結果 「お出かけ」 にさせていただきました。海自でも海軍でもないので、いまいち納得いきませんが仕方ありません。 さて、今回は5月18日の出来事からお話します。...
View Article出航〜海上保安制度創設70周年記念 観閲式および総合訓練
本年度の海保観閲式、チケットをゴミと一緒に捨ててしまうという情けないミスをおかしながらも、捨てる神あれば拾う神あり、(今回捨てたのは自分ですけど)なんとかチケットを手に入れて、横浜港から巡視船「いず」に乗り込んだわたしです。 この甲板はもらった案内図によると「船首楼甲板」と言います。この言葉も、海自の艦では聞いたことがありません。...
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