平成30年度 呉地方隊観桜会
暮地方総監部で行われた恒例の観桜会にご招待を受け、行ってまいりました。 去年は3月末の異例の寒さに見舞われ他だけでなく、空港付近は雪が積もり、桜もほとんど咲いていない教育隊の体育館で宴会が行われる、という非常に残念な観桜会になってしまったものですが、今年は幸い天候も気温も、桜の咲き具合もパーフェクトなタイミングです。...
View Article旧呉鎮守府庁舎 地下壕作戦室
さて、というわけで、観桜会の模様をお伝えいたしましたが、今日はその前に見学した呉鎮守府時代の地下壕の内部をみた話をします。 その前に、我が家の自慢の桜が満開の様子を。桜が満開の時だけ、寝室のカーテンを開けて寝たりします。 昔この低層マンションの敷地には何かの長官公舎があったので、その名残で桜の木が植えられているのです。...
View Article呉総監ドッグ(愚直たれ使用)を喫食 @ てつのくじら館
呉地方隊で観桜会が行われた週末、西日本の自衛隊基地では少なくとも聞く限り、舞鶴と由良基地分遺隊でも観桜会が行われたそうです。どちらも満開の桜日和であったということで、まずは喜ばしいことです。 観桜会がうまくいくと、新年度が幸先いいという気がしますものね。 さて、観桜会の日、わたしはここでも皆様にお約束した 呉総監ドッグ...
View Article潜水艦「せいりゅう」入港式典@横須賀
呉地方隊観桜会関連のシリーズがまだ終わらないのに、またしても皆様にお伝えしたいイベントに参加してきました。 先日、神戸三菱で引渡式を見届けたばかりの潜水艦「せいりゅう」。 呉での慣熟訓練を終えて、母港である横須賀に入港するにあたり、好例として行われる式典に出席が決まったのは、前日の昼でした。...
View Article繫留作業〜潜水艦「せいりゅう」入港式典 @ 横須賀地方隊
「せいりゅう」入港式典、潜水艦が沖に現れてから接岸するまでで案の定一日を費やしてしまった当ブログですが、皆様方におかれましてはここはそういうものだと諦めて、どうかお付き合いください。...
View Article邂逅〜潜水艦「せいりゅう」入港式典 @ 横須賀地方総監部
さて、潜水艦「せいりゅう」の入港式についてお話しするのも最後になりました。ラインを岸壁と艦の間に渡し、係留して固定する作業が終わり、続いては全員が上陸する準備にかかります。 艦橋の艦長以下青いストラップの幹部は、一人ずつハッチに消えました。 潜舵からも甲板に降りることができるのを初めて知りました。 潜舵横に付けられた足場を降りていくことができるんですね。...
View Article大阪では笑いを 東京ではマナーを〜練習艦隊寄港行事@大阪
このエントリ制作を、オヘア空港のユナイテッドラウンジでやってます。 事情があって、この週末からしばらくニューヨークに行くことになり、シカゴに降り立ったら気温が2度でした。さらに今から行くところも最低気温は余裕で零下という噂に慄いています。 練習艦隊行事と「ちよだ」引渡式の時にあまりに寒く、続いて関東では雪が降って震え上がった先週ですが、今は確実にそれより寒い世界へと・・。 どうなるわたし(笑)...
View Article式典と邂逅〜潜水艦「せいりゅう」入港式典 @ 横須賀地方総監部
さて、潜水艦「せいりゅう」の入港式についてお話しするのも最後になりました。ラインを岸壁と艦の間に渡し、係留して固定する作業が終わり、続いては全員が上陸する準備にかかります。 艦橋の艦長以下青いストラップの幹部は、一人ずつハッチに消えました。 潜舵の上からどうやって下に降りるかというと・・・、 潜舵横に付けられた足場を降りていくことができます。...
View Article「そうりゅう」型潜航訓練装置〜潜水艦教育訓練隊
呉から帰ってきてすぐに「せいりゅう」の入港式典に立ち会ったため、そちらのご報告が先になりましたが、もう一度呉観桜会の日に戻ります。 観桜会の日、会場入りの前にてつくじで総監ドッグをいただいたわたしたち、その前に潜水艦訓練基地、通称『潜訓』の見学を行いました。...
View Article残る桜と散る桜〜岡山玉島 散り花見旅行
呉の観桜会では満開の桜を楽しんだわたしですが、実はその翌週に「予備のお花見旅行」の予定を立てておりました。(厳密にはわたしではなくTOがほとんど勝手に立てた計画ですが) 一年も前から予約していたその宿は、ここ備後屋。岡山県玉島に大正年間から営業している老舗旅館です。 大正三年創業、この洋風の建物部分は当時燃料会社のオフィスだったとかで、レトロな雰囲気です。...
View Article潜訓の桜〜潜水艦訓練教育隊資料館
呉地方隊の観桜会の日、開始までの時間に潜水艦教育訓練隊、略称「潜訓」の見学をさせていただき、「そうりゅう」型の訓練用シミュレータに座るという体験をしたわたしです。 シミュレータ体験の後、わたしたちが案内されたのはここでサブマリナーになるための技術を学ぶ幹部曹士が、潜水艦乗員としての精神訓練を行うための施設、資料館でした。 ここに一枚ずつ掲示してある信号旗は、まさに 「ご安航を祈る」...
View Articleオヘア少佐とF4Fワイルドキャット〜シカゴ・オヘア国際空港展示
今回のアメリカ行きでトランジットを行なったのは、シカゴのオヘア空港です。何しろ最終目的地の空港への便が少ないことから、前人未到、空港で6時間という、アトランタで予定便に乗れなかった時以来の待ち時間を経験することになってしまいました。...
View Articleギャレー配置は辛いよ〜空母「ミッドウェイ」博物館
今回の「ミッドウェイ」見学には驚きました。セカンドデッキに降りるなり、そこはギャレーだったのです。 配膳を行うカウンターの後ろは全部のスペースが調理スペースでになっています。 ギャレーというのは船上で兵員の食事を用意するキッチンのことです。「ミッドウェイ」のギャレースタッフは、70名の 「メス・マネージメントスペシャリスト」と 「メス・コック」...
View Article「ホーリー・ヒーロー」〜空母「ミッドウェイ」博物館
さて、空母「ミッドウェイ」の内部を探索しております。ギャレーという兵員用の調理室の見学を終わると、案内板には 「シティ・アット・シー・ループ」 として、メインデッキの艦尾側の区画を巡るコースが示されます。ガイダンスを聴きながら歩くと約30分かかるということですが、ここは乗組員が生活するための施設が集まっています。...
View ArticleXOは決して笑わない〜空母「ミッドウェイ」博物館
兵員用のギャレーと艦内教会を見てきた「ミッドウェイ」、歩いていくと、アクリルで階下が見えるように覆いをしてありました。 この下が「オフィサーズ・カントリー」、士官居住区のようです。 階段の下には、掃除中の水兵さんの姿あり。彼はアジア系、しかも中国系っぽい東アジア系です。 当時の「ミッドウェイ」の士官達の写真を見ると、やはりというか驚くくらい白人種しかいません。...
View Articleクリーンシャツ・ワードルーム〜空母「ミッドウェイ」博物館
「ミッドウェイ」には4500人もの人が生活するため、いくつも飲食をする施設があります。 艦長や艦隊司令などが食事をする個室の他には将校が食事をする「ワードルーム」。 チーフ(E-7,8,9 )が食事をする「チーフズ・メス」。 そして、E-1からE-6の兵員食堂を「メス・デッキ」とか「ギャレー」と呼びます。ギャレーは二ヶ所あって、これらの「区分け」は厳密です。...
View Article海軍の身だしなみ規則とホテルサービス〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」博物館、「クリーンシャツ」と呼ばれる士官用の施設、ワードルームと士官たちに食事を作るギャレーまでを見てきました。 ところでオフィサーズ・カントリー(士官居住区)には デッキ・デパートメント・オフィス というボースンズ・メート(BM's、boatswain mates...
View Articleランドリー〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」の乗組員、そして士官の「食」の場を中心にお話ししてきました。今日は軍艦の「衣」についてです。 ワードルームを過ぎ、通路に沿って歩いて行くと、階段を降りるように指示がありました。 オーディオツァーの人のためにあちらこちらにある黄色い道案内には 「階下にランドリーの展示があります」 と記されています。...
View Article彷徨える日本人の幽霊〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」のランドリーコーナーを見学しました。まだまだ続く展示を先に進んでいきます。 コード的なものを巻いておくものが壁に設置されています。こういうどうでもいいようなものも一応撮っておくことにしています。 クリーニングのために0830から1000までは施錠する、ということがドアに書かれていますが、肝心の MIDWAY INST...
View Article兵器庫とサス・ケージ〜空母「ミッドウェイ」博物館
ここ空母「ミッドウェイ」のメインデッキ見学が続いています。この階に展示されているクルーと士官のメスつまり食堂など、施設を見学して一巡してくると、だいたい30分かかって元のところに戻ってくるようになっています。...
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