映画「イン・ザ・ネイビー」〜原子力潜水艦対バラオ級潜水艦
潜水艦映画「イン・ザ・ネイビー」二日目です。 第二次世界大戦時のバラオ級潜水艦「スティングレイ」の艦長として、最大深度限界突破を成功させたダッジ少佐。いよいよチャールストン海軍基地に模擬戦を仕掛ける時がやってきました。...
View Article映画「イン・ザ・ネイビー」〜「ディーゼル・ボート・フォーエバー!」
映画「イン・ザ・ネイビー」三日目です。 今や15隻のピケットラインに迎撃体制を取らせるノーフォーク潜水艦基地。 これは「スティングレイ」の潜望鏡(の模型)だと思われます。 ソナーマンのソナーは、この時点で海上にいる艦船が 「駆逐艦5隻、フリゲート3隻」 である、というのですが・・・・、 さっきのも、これも、...
View Article映画「イン・ザ・ネイビー」〜ウォーゲームの勝利
さて、案の定「 DBF」で脇道に逸れて三日で終わらず、四日目になだれ込んだ映画「イン・ザ・ネイビー」です。 「生きてて良かったぜ、DBF!」 と叫んで、第二次大戦の生き残り、CPOハワードが、エンジンに自分がそれまで飲んでいたウィスキーを注ぎ入れます。...
View Article三戸中将の軍刀と日章旗〜米国沿岸警備隊と第二次世界大戦
ニューロンドンの沿岸警備隊士官学校遺産博物館、続きです。 今までご紹介してきた艦砲や救出ブイ、ライフセービングカー、そういったものは、こんな感じで展示されています。 モデルシップや「我々の息子はコーストガードにいる」という看板、これは多分家のガレージとかに貼ってアピールするためのものでしょう。 左にあるのは、フレネルレンズを使用した灯台ライトです。 沿岸警備隊のミッションは...
View Articleカデットと『不愉快な存在』〜コーストガード・アカデミー遺産博物館
ニューロンドンはテムズ川のほとりにあるコーストガードアカデミー、そこに併設されている遺産博物館のご紹介をしています。 もう一度学校の正門をご紹介しておきましょう。 もうとにかく立派の一言です。沿岸警備隊の士官になろうと思ったら、ここに入学して4年間勉強し、理学士の学位を得て少尉となります。 せっかくなのでサービスとしてホワイトドレスのコーストガードオフィサーの写真を。...
View Articleマイノリティの沿岸警備隊〜コーストガードアカデミー博物館
リチャード・イサーリッジ (Richard Etheridge)は、アフリカ系として初めて湾岸救命ステーションの指揮官になった人物です。 ノースカロライナで1843年奴隷として生まれたイザーリッジは、南北戦争の間は連合軍のために任務をしていましたが、戦後は救命隊に戻りました。...
View Article潜水艦「せいりゅう」引渡式 @ 三菱重工業株式会社 神戸造船所
週末風邪を引いてしまい、半ば無理やり寝込んでいたのですが、それというのも週明けの3月12日、神戸の「せいりゅう」引渡式を控えていたからでした。 そうりゅう型潜水艦9番艦に当たる最新鋭艦の船出をこの目で見る機会を体調不良で逃すなど、このブログの名前にかけてもあってはならないことです。(と、思っているのは本人だけであるのは重々承知していますが、そこはそれ)...
View ArticleThat Might Be Others Live〜コーストガードアカデミー遺産博物館
コーストガードアカデミー博物館シリーズ、最終回です。冒頭写真は館内中央にどーんと飾ってあったワシのモニュメント。 旗、そして帽子のエンブレムにもその姿があるように、コーストガードのシンボルはイーグルです。 ■ ベトナム戦争 ミュージアムの最後の方に絵画コーナーがありました。説明がないのでいつの出来事を表しているのははっきりしませんが、 USCGC ポイント・リーグUSCGC ポイント・スラカム...
View Articleスタンウェイ製「G.I ピアノ」〜サンディエゴ メイキング・オブ・ミュージック・ミュージアム
サンディエゴに行ったとき、お宅に泊めて頂いた現地の知人、ジョアンナとそのボーイフレンド(夫婦ではない)は、海事博物館に続いてどうやら航空博物館を案内してくれるつもりだったようなのですが、わたし一人ならともかく、年配の二人に案内をさせるには野外の航空博物館はあまりにも申し訳ない、それにわたしたち自身も疲れているし、ということで提案したのがローカル情報で見つけた音楽博物館でした。...
View Article「ミッドウェイ」のある光景〜サンディエゴ
サンディエゴで「ミッドウェイ」を見学するというのを2年続けて実行したわけですが、後半の「ミッドウェイ」見学編に突入する前に、サンディエゴという街の様子を少しご紹介しておきます。 最初の年に泊まらせていただいたジョアンナの家。大学の同窓つながりで知り合ったボーイフレンドのうちも近所です。 当たり前のように自宅にプールがあります。今年行ったら、 「今年はトイレをジャパニーズスタイルにしたの!」...
View Articleアメリカ空母発祥の地 サンディエゴ〜空母「ミッドウェイ」博物館
「ミッドウェイ」についてお話ししていくと言っておきながらなんですが、その前に、ここ「ミッドウェイ」のあるサンディエゴと、海軍のつながりについて艦内見学に入る前に3回に分けてお話してみようと思います。 「ミッドウェイ」フライトデッキの艦首に立つと、この写真のようにその向かいにある海軍基地が見えます。...
View Articleグレイト・ホワイト・フリートとサンディエゴ市民〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」甲板上で、この艦首部分に突き出した部分がなんなのか、色々調べましたがわかりません。 どなたかご存知の方、教えていただけないでしょうか。 という切なるお願いはともかく、この部分に設置してあった 「サンディエゴの海軍基地歴史」 についての展示版について、3回に分けてご紹介しております。...
View Article潜水艦救難艦「ちよだ」引渡式 @ 玉野三井造船
今週月火と二日間に渡り、怒涛の自衛隊行事参加を果たしてきましたので、そのご報告をさせていただきたいと思います。 まず、時系列としては 19日夕 練習艦隊行事 大阪のホテルで壮行会 20日午前中から ちよだ引渡式 岡山三井造船 20日夕 練習艦隊「かしま」艦上レセプション大阪港にて つまり関東から関西まで行って、さらに大阪と岡山の間を往復するということに。...
View Article祝賀会での出来事〜潜水艦救難艦「ちよだ」引渡式
さて、潜水艦救難艦「ちよだ」に自衛艦旗が兎にも角にも授与され、引渡式は終了しました。式典会場からバスで工場の入り口付近に戻り、祝宴会場に移動です。 今回の列席者は多くて従来の迎賓館?には入りきらなかったのか、会場は二つに分けられ、制服や防衛省関係以外の一般人はほとんどがこちらの会場に案内されました。...
View Article出航見送り〜潜水艦救難艦「ちよだ」就役@三井造船玉野
「ちよだ」引渡式典に立ち会った話を始めて三日目にして、わたしは先代の「ちよだ」が 潜水艦救難”母”艦 であり、この日就役した「ちよだ」が 潜水艦救難艦 であることに気がつきました。 潜水母艦とは、前進根拠地や泊地などにおいて潜水艦を接舷させ、食料、燃料、魚雷その他物資の補給を行う役目を持ちます。...
View Article大阪では笑いを 東京ではマナーを〜練習艦隊寄港行事@大阪
このエントリ制作を、オヘア空港のユナイテッドラウンジでやってます。 事情があって、この週末からしばらくニューヨークに行くことになり、シカゴに降り立ったら気温が2度でした。さらに今から行くところも最低気温は余裕で零下という噂に慄いています。 練習艦隊行事と「ちよだ」引渡式の時にあまりに寒く、続いて関東では雪が降って震え上がった先週ですが、今は確実にそれより寒い世界へと・・。 どうなるわたし(笑)...
View Article練習艦隊旗艦「かしま」艦上レセプション 於 大阪天保山
大阪上本町のホテルで行われた練習艦隊壮行祝賀会の翌日、岡山の玉野三井造船における「ちよだ」引渡式を終えたわたしは、同日の夜、また再び大阪にとんぼ返りすることになりました。 大阪港天保山に係留している「かしま」艦上でのレセプションにもご招待をいただいていたからです。 岡山を出る頃にはすっかり本降りになっていた雨は、ここ大阪でも傘が必要な程度には降り出していました。...
View Articleアメリカ東部に春休み旅行
息子の春休みを利用してアメリカに行きました。今回の目的地はアメリカ東部、ニューヨーク州とコネチカット州です。 ユナイテッドコードシェア便なので、シカゴのオヘア空港でトランジットです。シカゴ空港は巨大ハブ空港ですが、ダラスなどより雰囲気がまともです。空港ロビーにはシカゴ空港の名物、恐竜の骨がこのように鎮座しています。 もちろんレプリカです。...
View Article第二次世界大戦とその後のサンディエゴ軍港〜空母「ミッドウェイ」博物館
空母「ミッドウェイ」甲板上にあった「サンディエゴと海軍」シリーズ、最終回です。サンディエゴに海軍が来るきっかけになったのは、なんと日露戦争に勝利した日本に対して釘をさす意味で行われた示威運動とされている 「グレイト・ホワイト・フリート」 に地元民が熱心に寄港を誘致したことであった、ということを知りました。 つまり、ぶっちゃけサンディエゴに海軍があるのは日本のおかげなのです!...
View Articleミッドウェイマジックと「ネイ」賞〜空母「ミッドウェイ」博物館
さて、サンディエゴという街に海軍が根を下ろしたきっかけ、その発展と現在に至るまでの両者の深い関係について三日に渡ってお話しして来ましたが、いよいよそこに係留されている歴史的軍艦「ミッドウェイ」の内部に再び入っていくことにします。...
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