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Channel: ネイビーブルーに恋をして
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「土佐」沈没〜映画「怒りの海」2日目

戦時中の海軍省後援による国策映画、「怒りの海」二日目です。 未完のままワシントン条約の結果を受けて廃棄処分となり、今横須賀港を後にする「土佐」。 平賀譲主任ら造船官たちだけは帽子を振らず、ただ自分たちが心血注いだ「土佐」の引かれていく姿を目に焼き付けるように凝視していました。 そしてすべてを終え事務所に帰ってきた平賀のデスクに、小間使いが置いて行ったのは、「土佐」廃艦の記念品です。...

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艦政本部会議での葛藤〜映画「怒りの海」 3日目

1944年海軍省後援の国策映画「怒りの海」、三日めです。   ある日、平賀少将が議長となって艦政本部の会議が行われていました。この会議の終着点はただ一つ。 5000トン級の巡洋艦と同等の能力を如何にして3000トン級以下の船に持たせるかです。 平賀はそれが可能だと信じている、と説明を始めます。...

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「夕張」誕生〜映画「怒りの海」第4日

稀代の天才技術者、平賀譲の伝記でもある国策映画、「怒りの海」、4日目になります。   コンサート行きをあくまでも渋って見せる平賀でしたが、しぶりながらもいつの間にかその気になったらしく、次のシーンでいきなりコンサート会場。 考えが煮詰まってしまっているのも平賀をその気にさせた理由でした。...

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「斃れてのち止む」〜映画「怒りの海」 最終日

昭和19年海軍省後援による情報局制作の国策映画、「怒りの海」最終回です。   場面は暗転し、いきなり英語の放送が流れ出します。 ロンドン条約終了後、アメリカ全権が発表した声明でした。 「我が合衆国代表の目的は、我がアメリカ海軍が日本海軍を現勢力のまま釘付けにすることであった」 「しかも日本が国民の支持せる三原則案を敢然放棄し、敵手の跳梁を拱手傍観する如き本条約を承認せる」...

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帰国〜ファースト初体験と成田での自粛失敗

アメリカから帰国してまいりました。 本来であれば今頃は成田のホテルで絶賛自粛期間だったはずですが、3日めにしてホテルの缶詰生活に根をあげてしまい、自宅に帰っておとなしくしているというプランに変更を余儀なくされたのです。...

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ビーバーの巣作り被害(おまけ:Bakamitai ミーム)〜アメリカ滞在

事情があって本来の用事が終わっても2週間くらいアメリカ滞在を伸ばしたのですが、驚いたのは、9月半ばを過ぎたらここピッツバーグは急激に冬になったことでした。...

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南北戦争の野営生活〜ソルジャーズ&セイラーズ記念博物@ピッツバーグ

日本でだけ「南北戦争」といわれているところのCivil warですが、その意味はずばり「内戦」です。 日本史上最大の内戦は戊辰戦争であり、最後の内戦は1877年の西南戦争なので、日米はともにほとんど同じ頃まで同じ民族同士で干戈を交えていたことになります。...

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”配給食糧のための誓い” 戦後南北アメリカのジレンマ〜ソルジャーズ&セイラーズ記念博物館@ピッツバーグ

面倒がってはいけないのですが、いちいち正式名称を書くのが面倒なソルジャーズ&セイラーズ・メモリアル&ミュージアム、兵士と水兵のための記念博物館、略称SSMMは、もともと南北戦争に参加した軍人たちの慰霊と記念のために設立されましたので、それらの展示は、開館当時からそのつもりで作りつけにしたフランス窓式ガラスの展示ブースに納められています。...

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"Sic semper tyrannis"リンカーン暗殺〜ソルジャーズ&セイラーズメモリアルとミュージアム

ピッツバーグの「兵士と水兵のための記念博物館」、SSMMの南北戦争の展示には、冒頭写真のリンカーンのデスマスクがあります。 南北戦争の時代にだけ存在した「古残兵部隊」についてご紹介した時、リンカーン大統領の暗殺者とされる女性を含む4名を処刑したときに執行をおこなったのは傷病兵から成るこの部隊から派遣された4名だった、という話をしましたが、今日はリンカーン暗殺そのものを取り上げます。...

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南北戦争のBlack Lives Matter〜兵士と水兵のための記念博物館@ピッツバーグ

ここピッツバーグのBLM、ブラックライブズマターについては、デモなどを見ることはまずないのですが、空き地のフェンスにこれまで警官に命を奪われたとされるアフリカ系アメリカ人の名札を貼って花が供えてあったり、必ずバイデンの名前とセットで庭に札を立てていたりおそらく許可を得ていないような場所にデカデカと、 ペイントをする人がいたりして、まあそれなりに一部ムーブメントなんだな、と感じるものはあります。...

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ジョージ・ウェスティングハウス メモリアル:おまけ エジソンクズ案件〜アメリカ ピッツバーグ滞在

ピッツバーグに縁ができ、時間が許す限り現地を歩いてきましたが、やっぱり最初に発見したシェンリーパークは何度歩いても飽きません。 人工的な構造物はありますが、それらは前にもお伝えしたことがあるようにWPAという大恐慌のあとの失業者対策事業のころにできたものなので、石積みだったりレンガが敷き詰められたりで実に風情があるのです。...

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”空の騎士” 第一次世界大戦の航空映画〜スミソニアン航空博物館

今日は久しぶりにスミソニアン博物館の展示から、第一次大戦時の「空のヒーロー」、レッドバロンと当時の文化についてお話しします。 レジェンド、メモリー、そして グレートウォー・イン・ジ・エア と名付けられたセクションに入っていくことにします。このギャラリーのテーマは第一次世界大戦の航空機。 World War I Aviation...

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”西部戦線異常なし” 第一次世界大戦〜スミソニアン博物館

スミソニアン博物館の展示から、前回は第一次世界大戦に登場した航空機という新兵器とその搭乗員について、映画や小説を中心足したメディアがそのイメージを作り上げ、世間が喝采したということをお話ししました。...

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血塗られたヴェルダン攻防戦 第一次世界大戦〜スミソニアン航空博物館

スミソニアン博物館の展示、「第一次世界大戦の航空ヒーロー」は一転して地面で行われていた塹壕戦の解説に移ったわけですが、膠着戦から戦況はここで急に様相を大きく変えていきます。 「SLATEMATE」、つまり行き詰まりを打開したいのはどちらも同じでしたが、新たな攻撃計画をもって先手を打ったのはドイツでした。...

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”THE HUN IN THE SUN” 第一次世界大戦の航空戦の現実〜スミソニアン航空博物館

第一次世界大戦で最初にして最大の激戦となったヴェルダン攻防戦について地上と航空側面かお話したわけですが、今日もスミソニアン博物館の第一次世界大戦についての展示をご紹介していきます。 写真が写せなかったもの 「塹壕の後ろ側に這い上がると、わたしは少し高くなった場所に銃を置き、『ノーマンズランド』に居合わせた英国兵の塊に向けて無茶苦茶に発砲した」...

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エースとナショナリズム 第一次世界大戦の航空戦〜スミソニアン航空博物館

スミソニアン航空博物館の第一次世界大戦コーナーに、ここで初めて実物大の飛行機の展示が登場しました。 The Royal Aircraft Factory FE8 英国の戦争省直轄の航空機研究施設である、...

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陸軍スポーツマン大隊とスパッドXIIIのエースたち〜 第一次世界大戦の航空〜スミソニアン航空博物館

スミソニアン博物館では、第一次世界大戦に生まれた戦闘機の操縦士、ことにその中でも技能に長けたエースを国家が英雄のように祀り挙げ、それが国家のプロパガンダに利用されるようになった、ということがその展示で明確に語られています。...

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失われた棺のミステリーと戦争未亡人の悲劇〜兵士と水兵の記念博物館@ピッツバーグ

ソルジャーズ&セイラーズ記念博物館の南北戦争関係展示続きです。 冒頭写真の星条旗はおそらくここSSMMが開館した際、展示のために寄贈されたもので、1861年から1865年までの間ボルチモアの連隊に掲げられていた本物だということです。 マスケット銃というとイコール南北戦争というイメージですが、ここには当時使われていたライフルが見本帳のように並んでいます。上から1816年モデル...

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ホールとアレックスまたは人犬一体な野郎ども〜兵士と水兵たちの記念博物館

ピッツバーグの「ソルジャーズ&セイラーズ・メモリアル&ミュージアム」は、今ではピッツバーグ大学の施設の一つになっています。 どう考えても教育施設ではないので、もしかしたら目当ては、ここの地下の駐車場をいざとなれば確保するためか、と疑っています。 というのは、ピッツ大ほど古いと、たとえば卒業式などで大量に人が集まるとき、車を止める場所が学内だけでは足りなくなるんですよね。...

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テレビ番組 『HOARDERS 』片付けられない症候群の人々・ジョニの場合

アメリカに行くたびにチェックする番組があります。とてつもなく太ってしまった人を医療で救済する「My 600lbs life」、ジャングルに裸の男女が放置され2週間サバイバルする「Naked and afraid」、そしてもう一つがこの「Hoarders」です。 Hoarders、というのは「貯め込む人」または「溜め込む人」という意味です。...

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