「ロシアに愛を込めて」空挺隊員 戦地からの帰還〜USSシルバーサイズ潜水艦博物館
ミシガン州マスキーゴンのUSSシルバーサイズ潜水艦博物館は、地元の戦時中の資料なども展示して、当時の住民たちの戦時協力について知ることができ、地元戦争博物館の役目を果たしています。2階の通路も展示スペースに利用。(ただしこの展示、写真が撮れません)FDRのキメ写真や戦時ポスターの展示の上に、「我々の誰も、第二次大戦中の陸軍看護部隊がしたようなことはしていない」”We didn't do...
View Articleハイマン・G・リッコーヴァーの面接椅子〜USSシルバーサイズ潜水艦博物館
USSシルバーサイズ潜水艦博物館の展示には、原子力潜水艦を海軍にもたらした、ハイマン・ジョージ・リッコーヴァー提督Hyman George Rickover1900年1月27日-1986年7月8日のコーナーがあります。このコーナーを深掘りしてみます。「海軍原子力の父」”Father of the Nuclear...
View Article原子力潜水艦「シルバーサイズ2」と「ハイマン・G・リッコーヴァー」〜シルバーサイズ博物館
さて、前回は海軍原子力の父、ハイマン・リッコーヴァーについて、ちょっと変わったエピソードを中心にお話ししましたが、今日は、まず、その名前の原子力潜水艦を見てみましょう。■USS「ハイマンG・リッコーヴァー」SSN-709リッコーヴァーの名前を冠した原子力潜水艦は2隻あります。USS「ハイマン・G・リッコーヴァー」USS Hyman G. Rickover SSN-709は、「ロサンゼルス」級潜水艦...
View Article映画「陸軍の美人トリオ」〜Keep Your Powder Dry(常に備えあり)上
「陸軍の美人トリオ」いくらアメリカの戦争映画で日本非公開だったとしても、この投げやりな邦題、余りに酷くありませんでしょうか。陸軍に入隊した美人三人を主人公にした映画、と、これを見ただけでわかるという利点は確かにあるのですが。おそらく企画段階ではまだ戦争は終わっていない1945年制作で、戦意高揚というよりはWAC(women's army...
View Article来日していた米陸軍航空・世界一周飛行隊〜スミソニアン航空博物館
2回続けてスミソニアン博物館から、1920年〜30年代の海軍航空の歩みに関する展示を中心に紹介してきました。というところで、今日は陸軍航空の挑戦についてです。「ミリタリー・エア」のコーナーには、ダグラスの航空機の下に二人の陸軍パイロットのパネルがあり、このように書かれています。ローウェル・スミス大尉とレスリー・アーノルド大尉とダグラス...
View Articleマクリーディ&ケリー陸軍中尉の北米大陸初横断飛行〜スミソニアン航空博物館
スミソニアン博物館の「ミリタリー・エア」のコーナーには、古色騒然とした単葉機が展示されています。胴体に「ARMY SERVICE NON STOPCOAST TO...
View Article「黒い5月」 Uボートvsハンターキラー任務群〜シカゴ科学産業博物館
シカゴの科学産業博物館に展示されているU-505の展示を紹介するシリーズですが、まだここまでは潜水艦のあるところにすらたどりついていません。前説というか、Uボートについての歴史的な説明、アメリカに与えた脅威、ひいてはその性能について、見学者に基礎知識を与えるための展示を見ながら進みます。■...
View Articleレコードと煙草、U-505の「戦利品」〜シカゴ科学産業博物館
MSIのU-505関連展示より、前回に続き、艦内から見つかったいわゆる「戦利品」についてです。■ 徽章など階級章無線室や管制室で働く下士官が付けていた記章です。錨のマークに「無線」を表す矢印があしらわれたデザイン。16)名誉の負傷バッジVerwundeten...
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