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Channel: ネイビーブルーに恋をして
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「シン・レッド・ライン」の歴史的意味〜映画「シン・レッド・ライン」

コアな鑑賞者や専門家から軒並み高い評価を得る映画というのは、得てして一般大衆からの人気を得ることができないものですが、この作品はその典型のようなものだと思われます。 1998年、テレンス・マリックの監督・脚本によって、日米戦、あのガダルカナルの戦いを実話ではなく架空の物語として描いた 「シン・レッド・ライン」(The Thin Red Line)...

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捕われた日本軍〜映画「シン・レッド・ライン」

映画「シン・レッド・ライン」2日目です。この戦いが今後の地位を決定するため後がないトール中佐命令によって、弁護士出身のスタロス中佐指揮するチャーリー中隊は、日本軍が陣地を構築する丘の上を攻略しようとしています。 高所からの砲撃と狙撃によって多くの命を失いながらも、そんな中日本軍が撤退しているらしい様子に感づいた中隊ですが、激しい戦闘ストレスはすでに何人かの兵隊の精神を蝕んでいます。...

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映画「シン・レッド・ライン」

映画「シン・レッド・ライン」、最終回です。 日本軍の高地にあるキャンプの攻略に成功したC中隊。狂乱の後の虚無ともいうべき時間が訪れていました。 頭に掛けていた水を葉っぱにかけて水滴が転がり落ちるのを見ているのはウィット二等兵でしょうか。(ベルと俳優が似ていて見分けがつかないときがある)彼は水をすくいながら、脱走して滞在していた原住民の村の海を思います。...

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オレンジ・エージェントと徴兵逃れ犯罪への”恩赦”〜ハインツ歴史センター ベトナム戦争展

■ RESIGNS ニクソンの辞任 1974年8月、ニクソン大統領は辞任し、後任をジェラルド・フォード副大統領に引継ぎました。彼は辞任することによって、 「憲法に違反し、それを覆した」 と衆議院で弾劾されることを回避したのです。ニクソンの容疑は、彼の再選委員会に関連するウォーターゲート複合施設内の民主党全国委員会本部への盗聴機器設置のために侵入した事件に端を発していました。...

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「ベトナメリカ」 アメリカに渡ったベトナム難民〜ハインツ歴史センター ベトナム戦争展

ハインツ歴史センターのベトナム戦争展のご紹介も、そろそろ終わりに近づいてきました。 わたしがこの戦争展に行ったときはコロナの前で、普通に人がマスクをせずに自由に行きたいところに行くことができたため、この歴史センターにも平日にもかかわらず結構な観覧客がいました。...

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「パールのピアス」報道カメラマンの死〜ハインツ歴史センター ベトナム戦争展

ハインツ歴史センターの「ベトナム戦争展」、今日は戦争報道についてです。 ■ メディアはベトナム戦争を終わらせたか アメリカでベトナムが大々的に報道されるようになったのは、1965年春に米軍の戦闘部隊が相当数投入されてからのことです。 それ以前は、インドシナに駐在するアメリカ人報道官の数は1964年の時点でも20数人と大変少ないものでした。...

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アメラジアン・ホームカミング法〜ハインツ歴史センター ベトナム戦争展

■ Le Anh Had 肖像画に描かれた人物はレ・アン・ハオ。息子が描いた父親の肖像は、彼の先祖を祀る祭壇に飾られました。彼とその妻、9人の子供たちは南ベトナムのクアンナム省の村に住んでいました。 この村はベトコンに協力していたため、1968年頃、連合軍がやってきて住民を排除し、家々や畑などを破壊してしまいました。...

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アメリカで観る東京オリンピックとスポーツファッション史〜アメリカ滞在

■ 2回目のワクチン接種終了 アメリカに来て1週間後ワクチンを打ちましたが、瞬く間に3週間後が過ぎ、2回目のワクチン接種日がやってきました。 2回目接種については、その週の始めにテキストで告知があり、前日には再三のメールも来るなど、どんなうっかりさんでも忘れないように何度もお知らせをしてくれます。 きっちり2週間後に行わないと効果がないのだとか。...

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アメリカのコーヒー専門店「プアオーバー」は茶道の精神?〜アメリカ滞在

■ マスク復活に怯えるアメリカ 8月に入り、ここピッツバーグはやたら爽やかな日が続いています。到着した頃は雨と湿気が多く、不快指数高めでしたが、どうやらここにも日本の梅雨に相当するシーズンがある模様。 最近はずっと朝方10°台、日中は30°手前くらいで、湿度は低く木陰であれば快適に外で過ごせるくらいとなっています。...

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ビューティフル・ドリーマー〜ピッツバーグでの「音楽体験」

■ MKのアパート引越し アメリカのアパートの契約は日本と違い、年に2回の更新日があります。2月と8月の1日にはアパートを退去する住人が一斉に引越しするので、その日はエレベーターが大変な混雑となります。MKも8月1日付けで部屋を退去することになりました。...

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「地球最後の日」〜映画「妖星ゴラス」

またしても東宝のSFシリーズを取り上げるときがやってまいりました。 池部良、田崎潤、上原謙、平田昭彦、志村喬。そっくりそのままそれは「地球防衛軍」や「海底軍艦」の配役だったりするわけで、わたしはこの人たちを今まで何回描いたことか、と遠い目になってしまいました。 「妖星ゴラス」。...

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「ジェットパイプエンジン始動」〜映画「妖星ゴラス」

映画「妖星ゴラス」2日目です。 ゴラス衝突回避についての対策会議は国連の場に移されました。我が日本の代表である河野博士が、先日高校生が出したアイデア、 「回避するにはゴラス爆破か地球の軌道を移動させるしかない」 というのを主張します。...

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地球水没〜映画「妖星ゴラス」

映画「妖星ゴラス」、最終日です。 今日は、豪華巻頭ページ色刷り(いつの時代の雑誌だよ)で、この映画のツッコミどころのいくつかを可視化してみました。...

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ダイムラー-ベンツエンジンを搭載した日本の戦闘機〜スミソニアン航空博物館

スミソニアン航空博物館の「第二次世界大戦の航空シリーズ」、前回メッサーシュミットの紹介までを行いましたが、今日はそのメッサーシュミットBf109が搭載していた、ダイムラー-ベンツのエンジンを搭載していた航空機の紹介からです。 ■ DBエンジンを搭載した三機の戦闘機 まずこれがそのエンジン。 Daimler-Benz BD  605 型;倒立V型(Inverted...

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"Guard The Victory, Join the AAF" P-51マスタング〜スミソニアン航空博物館

  前回の「第二次世界大戦の航空」シリーズでは、爆弾の種類について、ごく基本的なようで実はよくわかっていなかった知識を得ることができました。(あくまでもわたしを基準にお送りしております) 今日は、その続きとして、前回冒頭にアップした爆弾の紹介からです。 U-157.S-33. Bomb 500ポンド焼夷弾 AN-M76 軽構造物、弾薬庫、鉄道や自動車、地上の航空機などといった標的を...

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片翼の短い戦闘機〜マッキC-202. フォルゴーレ〜スミソニアン航空博物館

スミソニアン博物館の「第二次世界大戦の航空」シリーズ、展示室にある航空機の紹介もあと一機を残すのみになりました。   ■ マッキ C-202. フォルゴーレ Aeronautica Macchi C.202 Folgore 最初にこのコーナーにある戦闘機を紹介したとき、マスタング、Bf109、スピットファイア、零式艦上戦闘機、そしてこのマッキ・フォルゴーレなるイタリアの戦闘機をして、...

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零式艦上戦闘機の盛衰「衝撃のデビューから陳腐化まで」〜スミソニアン航空博物館

スミソニアン博物館の「第二次世界大戦の航空」、同展示室の「5機の最も有名な戦闘機」の最後の機体を紹介することになったのですが、その前に、展示室にあったこの絵をご覧ください。 ■ 映画「トラ!トラ!トラ!」のコンセプトアート これを見た途端真珠湾攻撃に赴く帝国海軍の艦隊であると気づくのは、日本人でなければおそらく第二次世界大戦の日米戦に詳しい人だけだと思います。...

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「スピリット・オブ・エクスタシー」〜カー・オーナメント芸術の世界

散歩の途中でたまたま見つけた街の博物館、「ザ・フリック」。ニューヨークの美術館「フリック・コレクション」のオーナーであったヘンリー・クレイ・フリック夫妻が結婚して最初に住んだ邸宅跡でもあります。 「ザ・フリック」ではちょっとしたガイドツァーが企画されており、ガイドに案内されて敷地内を歴史的な説明を受けながら歩くことができます。 う ツァーの申し込みをするのは敷地中央に建つこの近代的なビル。...

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ベトナム・ベテランズ・メモリアル〜ハインツ歴史センター ベトナム戦争展

■ ベトナムベテランズメモリアル ワシントンD.C.のコンスティテューション・ガーデンには、5万8,000以上の名前が刻まれたシンプルな黒い花崗岩の壁があります。 これは、1982年以来、ベトナム戦争に従軍中に死亡、または行方不明となった軍人を追悼している「ベトナム退役軍人記念館」です。 ベトナム退役軍人のジャン・スクラッグス(Jan Scruggs...

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ギア・ロン通り22番地 「サイゴン最後の日」〜ハインツ歴史センター ベトナム戦争展

この項を制作したのは半年くらい前のことです。 アフガンがあのような状態になっているまさにこの時期に、ベトナム戦争末期の「国外脱出」について語ることになるとは思いもよりませんでした。 ■ サイゴン陥落 ベトナム戦争の終結。それはサイゴン陥落の瞬間でした。...

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